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452.サラリーマンがどうしても合わなかったら自営業も考えよう

いろいろな会社で若い人、中堅社員と話して、だんだん本音が出てくると、会社への不満、上司への不満、サラリーマンとして働くことの不満を語る人がたくさんいます。これは自分が理想を持って会社に入ったのに、現実のギャップへの不満であり、前向きに仕事を考えている人たちです。この人たちは自分から今の会社で働くことを選択したのですから、その中で改善、変わっていけばいいのです。サラリーマンがかかるはしかみたいなもので、心配はありません。どうしても今の会社が合わなければ、転職は昔に比べれば簡単にできますし、それがハンデになることは少ないし、転職先で水が合えば、ググッと出世していく人もたくさんいます。

きょう、私が話したいのは、サラリーマン、組織人にもともと向いていない人です。彼らの不満は少し種類が、違います。①朝早く起きることがつらい、時間を拘束されるのがいや。②いくら働いても薄給である。③人に対しての興味が薄い。④仕事が地味で単調作業の繰り返しでつまらない。⑤人間関係がわずらわしい。上司の指示を拒否。 ⑥会社の規則、ルールに従えない。自由がいい。もちろん上昇志向などありませんし、会社に貢献などという発想自身がない人たちです。現実にはこのタイプの人も少なからず、会社にはいます。とりあえず生計維持のため、嫌でも会社にぶら下がっている人たちです。たぶんそのタイプの人はそもそも組織で働くことに適正がないのだと思います。

もともと、そういう自分のそういう性格に自覚のある人は、組織人になることをやめて、手に職がつき、起業とまで言わなくても、独立して自営できる仕事を選択します。組織に入っても資格を持って、嫌ならば会社を変える自由さのある仕事を選びます。一番高給なら、医者、弁護士、公認会計士などですが、これは難易度が高いです。次には薬剤師、看護師、栄養管理士などです。いまは、スポーツインストラクター、ヨガの先生、楽器の先生、
マッサージ師、介護士、などなど専門学校の科目で検索すれば、たくさんでてきます。レストラン、すし屋のシェフもいいですし、喫茶店、飲食のオーナーになるものありです。適性があれば、スナックやバーの夜の仕事もいいでしょう。人生は一度きりです。生計を立てるほかに自分に合った好きな職業を選ぶことは大切です。会社人生、組織の中で自分の夢を実現するのもありですし、組織が苦手なら、自分に合った職を見つけてそこで自営業、自由業をするのは良いと思います。真面目にやるなら、どちらのリスクも同じでしょう。
多くの人は自分の人生など考えずに流れで、会社、組織に入るのが普通ですが、どうしても合わなければ、また転職を何回も繰り返しているのであれば、一度じっくり自分の人生を見なおして、自分の基本、強み原点に戻って、考え行動するのもありです。まあ40才前なら全然問題ないでしょう。私も転職1は50才、転職2は53才、転職3(起業)は54才で、今の自営業を選択して、山谷ありますが、現在は、戦略、ビジョン、組織風土に関した、研修講師、コンサル、シニアコーチング、ファシリテーション楽しくしています。自由業ですから、仕事がなくて何か月も暇暇なこともありますが、ある程度の蓄えと好きなことさえあれば、楽しくやっていけます。あせらない、あわてないことです。私は組織で働くことも好きでしたが、自営業もなかなか刺激があって魅力的です。
それでは、チュース!!

431.サラリーマンと自営業の習性

私は50才まで大手企業でサラリーマン、そのあと2社で雇われ社長、まあこれも圧倒的な支配するオーナーがいますからサラリーマンです。その後、54才で起業して9年になります。私は強い意志で起業しようと思ったわけではなく、なりゆきだったのですが、両方を経験してまた周囲をみてその特長、よいところ、たいへんなところを見てきました。

サラリーマンの良いところは、第一は安定していること、給与は働いてもそうでなくても定期的に口座に振り込まれます。段々と昇給もしていきます。ブランドのある会社ならそのブランドをまとうことにより、社会的な信用が得られ立派な人に見られがちです。クレジットカード、銀行ローンも簡単にできます。また昇進に伴い仕事の範囲を広く、大きくなり個人ではできない大きな仕事ができます。仕事を通して自己実現したい人にはうってつけです。自分と同じレベルの人が集まっているので競争もありますが、関係性、良い友人は作りやすく、仕事仲間、遊び仲間を作ることは容易です。うまく役員以上になれれば、それだけで社内外の羨望の的になり優越感に浸ることができます。ではたいへんなところは、ガチっと決まった会社の規則、枠。ヒエラルキーに従順に従うことが求められますから、自分勝手な自由な発言、行動はできません。ぶっ飛んだ言動はできません。したらそれなりのペナルティーがつきます。人間関係、特に上司との関係に気を配らないといけません。評価は他人、上司がするのでその期待に合わせることを無意識でできるようにならなければなりません。もちろん偉くなることを諦めればその必要はありませんが、周囲から悪く言われたり、悪い噂は普通の人にはきついことです。ですから良好な、世間常識に従った人との関係性は組織内で必須です。時には理不尽、不条理な扱いにも我慢しなければなりません。よく俺は組織内自由人という人がいますが、よほどの特技を持っているか、トップの庇護を受けている人です。普通の社員はできません。

では、自営業はどうか、一番の利点はまったく自由なことです。自分がトップですから全て自己責任です。儲かればド派手なことも許され、赤字になれば貧乏に耐えなければなりません。組織ではありませんから、社内人間関係を気にする必要はありません。気楽です。自営業にとって大事なことは自分のお客さまが常にいることです。自分のビジネスでの特技、見識は必要ですが、これができる、あれができるという能力はそれほど必要ないです。お客さえいれば、それを出来る人に任せる、外注すればいいのです。ですからお客を見つける営業力か、お客がどんどんやってくる、特技、技術、魅力があればいいのです。

サラリーマンに向く人と自営業に向く人はもともとのキャラが違うように思います。学生時代からわかります。といっても日本の場合はサラリーマンになるのが前提の人が圧倒的に多いので、個性を伸ばすより組織人にあった教育です。いろんな人を見ているスナックママさんなどの目からは、ひと目見て、ちょっと話してすぐにサラリーマンと自営業の違いはあるそうです。サラリーマンは、髪型、洋服があるおとなしい範囲におさまり、話も枠の範囲からでない、自営業は、髪型自由、ひげもありで、服装もスタイル、色も含めて自由、カラフル、話はほんとかとおもうような(たぶんウソ)おおげさな話が多い。かね使いもけっこう荒いということです。

自分に身についた習慣、常識をベースにみんな生活しているのです。サラリーマンから自営業への変換は40代までだと思います。自営業には野生の感性、商売の嗅覚が必要ですから、50半ばすぎ、定年まで、また役員を経験してから自営業になるのは無理だと思います。組織人にどっぷり浸かっています。私の友人、知人でも60過ぎで起業した人はほとんどいません。

それでは、チュース!!

 

357.起業で一番大事なことはお客がいること

時々、サラリーマンをしている人から起業についての相談を受けます。定年近くなった中高年の人もいますし、管理職前の30代の人もいます。定年後、年金が出るまで会社の定年延長でない形で仕事をしたい、会社のしがらみから離れて自分の可能性にチャレンジしたい。自分の夢を持つこと、自分に合ったライフプランを考えることはたいへん良いことです。彼らに共通しているのは、私はこういう仕事がしたい(will・想い、意志)、私はこれができる(can・スキル、能力)は明確にもっています。が、私から、「お客さんいるの、どうやって見つけるの」と聞きますと、自分からのプロダクトアウトだけで、お客については何も考えていない人がほとんどです。ほとんどが大企業の社員ですから、お客は自然についてくるというか、大企業の看板、ブランドがあるから仕事があるということを忘れているのです。自分に力があるから仕事がきていると錯覚しているのです。医者や弁護士と違い、世の中誰でも認めてくれる資格、スキルはサラリーマンにはないのです。会社のブランドとスキルは通常はセットなのです。もちろん同業他社への転職なら可能ですが、起業は全く別物です。まずはお客を見つけることです、お客がいればあとはなんとかなります。

私の場合、9年目に入りました。起業して5年以内に90%はなくなると言われていますから幸運だと思います。しかし当初の予定通りにはいかないものです。会社設立に一番熱心で私に社長をしてくれと懇願した人が脱落、理由は採算の見込みが不透明、私からしたらしたらそんなことはあたりまえで、不安定な中でも頑張る想い、熱意が彼にはまるでなくただ机上の空論を並べただけでした。しかしそれを見破れなかった私の未熟さでもあります。その彼とはその後もちろん絶交です。もう一人の人もとてもいい人でしたが、売上が悪くなるとやはり不安になり前の会社に戻って行きました。それは良かったと思います。想いだけでは食えません。当初コンサルを業務にしようと思っていましたが、頂く仕事は研修講師が多く、そちらに重心が移っていきました。私の特長はそこにあったのだと思います。一番大事なお客さんには恵まれました。最初は前のコンサル会社にいる時に自分で取ってきた仕事を下請けとしてもらいました。また富士フイルムの同期、友人、先輩からもたくさんオファーして頂きました。そのうちに研修講師の仕事で良い評判をだんだん得て、いまは直でうける仕事もありますが、研修会社さんがエージェントになってくれていろいろな案件の相談をしてくれます。もちろん全部が受注できるわけではありませんが、十分に忙しく働かせて頂いております。ありがたいことです。

もし自分で仕事の受注や、営業ができないなら、自分が一番価値を出せるところに絞り、あとのことは、信頼できるエージェントさんを見つけるのがいいです。しかし最初に良い仕事をして信頼を得ないと次はありません。それから起業した仕事は水商売に近く波があります。底の時でも心身、お金面でも耐えうる用意が必要です。しかしその覚悟があるなら是非お勧めします。会社のノルマもないし、理不尽なうるさい上司も、足を引っ張る同僚も、そしてヤル気のない言うことを聞かない後輩や部下もいません。もちろん大きくなったら人もマネジメントも必要ですが、小さい時は自分がすべてです。起業、自営業は楽ではありませんが、たいへんだけにおもしろいこと、良いこともたくさんあります。

それでは、チュース!!