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73.海外トラブルは油断した時にやってくる

みなさんも海外旅行によく行かれると思います。海外旅行は非日常を実感できる貴重な体験です。しかし想定外のトラブルもよく起こります。そうなると旅の楽しさも半減してしまいます。私はトラブルは油断した時にやってくると思います。その実例をいくつか上げます。みなさんの参考にされば幸いです。

・ローマ市内の路上で赤ちゃん連れ、はだしの母親ジプシーに右上腕をねじりあげられ、出血、後ろポケットの小銭入れを取られました。最初に小銭を乞われた時に拒否したため、ジプシーを怒らせました。乞われて小銭を上げてその場を逃げるのも一計ですが、それを見た他のジプシーが群がってきます。襲われる前に、イタリア人の商店主が大声で私に向かって叫んでいました。後からホテルの人に聞くと「危ない、店に入れ」と言っていたそうです。どこの店でも入りさえすれば、ジプシーは追ってこないそうです。

・ギリシャ、アテネでの海岸のきれいな野外シーフードレストランでのこと、1人の難民の4~5才くらい男の子が段ボールの切れ端に ‘小銭ください’ 書いて差し出します。その可愛い目に思わず小銭を出そうしましたら、同行の代理店社長に止められました。「あっちも見ろ」の先にいたのは、大勢の難民の子供とそれを仕切る大人でした。彼らはカモを探していて、私が上げれば、一斉に飛ぶ込んでくるそうです。これも店の人にお願いして対処してもらいましたが、慣れていない私は胸がいたくなる場面でした。

・ベルギー、ブラッセルの広場で集団で子供がやってきて、握手して、胸を下から触ります。これは胸ポケットの財布ねらいです。

以上はジプシーの子供がらみのケースです。要注意です。

・ローマでの友人の話、交差点で隣の車が何かこちらのタイヤに細工をしたなと思いましたが、気にせずしばらく走ると、その車のドライバーが「パンクしてますよ」注意、降りて自分でパンク修理をしていると、車から小物を盗んで逃げる男がいました。注意してくれた男が「泥棒だ、追っかけろ」と叫びましたが、ここで友人は、こいつらみんなグルだと気づきました。ねらいは残った車にあった大荷物です。

・フランクフルトの空港で例によって、通関係員につかまって、バッゲージクレームで荷物のピックアップに遅れて行くと、出口で私の荷物をピックアップした子供が、係員に止められていました。私が行ってなんとか取り戻しました。子供がどこからか入り込んで荷物をピックアップする犯罪は多発しています。

・デュッセルドルフの中央駅でアルプスに向かうスキー列車での出来事、大きな荷物が入り口にたくさん置かれていると、移民か難民と思われる子供が勝手に荷物を列車から下ろそうとしています。発車するまで注意するか、面倒でも自分の座席まで運ぶ必要があります。

・ザルツブルグでのケーブルカー、リュッサックの後ろのポケットを開ける人がいました。リュックサックは前向けに持たないと危ないです。人が自分の後ろに回ったらあぶないと思ってください。

・これはシャルルドゴール空港での空港職員の組織的犯行です。X線写真で経由便の荷物検査の職員が金目ものが入っている荷物があると横に出して鍵をこじ開けます。バルセロナ経由で日本に帰る途中、事情があって不用意にも入れておいた予備の現金を全部抜き取られました。もちろん保証はありませんが、空港内の犯行であること航空会社は認めています。

・インドネシア、バンドンの最高級シェラトンホテルでの盗難です。自分の部屋に入る前にホテルの入り口から厳重な3重のチェックがあり、このホテルは安全と信じ込んでしまいました。セーフティーボックスがバスルームにあり、気がつかなかったので、現金、パソコン、携帯電話、パスポートをスーツケースに入れたまま、鍵をしないで外出してしまいました。戻った時には、現金、パソコン、携帯電話 合計40万やられました。私のいない間のドアの空き時間、閉め時間も記録されており、完全な内部犯行で疑わしい人物は特定でき、私を部屋に案内したボーイでした。そのボーイは次の日からホテルにこなくなりました。40万円はボーイの2年分の給与だそうです。ホテル支配人はセーフティボックスでないから保証はできないの一点ばりでしたが、あらゆる方面から粘り強く交渉、多少芝居もして、3ヶ月後に全額戻りました。タフな交渉でした。

・スコットランドのレンタカー会社、車を返却する時に、レンタカー会社の担当に確認させたのに、後になってレターで傷があったからチャージすると言ってきました。事実ベース、相手とのやりとり、プロセスを冷静に記述、ロジックで反論しました。チャージはしないと言ってきました。あわてず、うやむやにしないことです。

トラブルがトラベルと言って、ごまかすツアーガイドもいますが、やっぱりトラブルは嫌です。会ってしまった時は主張すべきことはしっかり主張しましょう。事実データ、ロジック それに現地でサポートしてくれる人が必要です。

それでは チュース