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567.人生ありたい姿の before after

自分の人生にありたい姿なんて考えることは疲れるし面倒くさい、なすがままの、なりゆきでいいのよと言い切った、女優、樹木希林はすごいと思います。でも彼女は、才能、強運に恵まれた天才です。普通の凡人は、なんとはなしに自分は、こう生きたいなあと、子供の頃から思って、それを目指してそれなりに努力してきていると思います。しかしながら、そのありたい姿は、子供の頃、親から言われたり、学校の先生や、会社の上司、先輩から、刷り込まれていることが多いのです。私の場合もそうでした。自分の幸せは、勉強して、いい学校に入り、いい会社に入って、そこで出世していく、そして社会的にも認められる、それが自分のありたい姿となんの疑いもなく、日々送ってきました。会社を通して自分の成長、会社に貢献、自己実現、出世すれば経済的にも豊かになり恵まれた生活が送れると。実際にこれは、その流れに乗れている人間か、それに準じている人にとっては正しいと思います。私の多くの友人たちも、24時間、365日、自ら進んで働き、評価され、役員になっていきました。それは素晴らしいことで、たとえ働きすぎで倒れても、本人にとっては本望です。でも、物理的に見て、ピラミッドの頂点近くに行ける人は、ほんの一握りです。私もそれを目指していましたから、もしそのラインに乗っていれば、喜んで会社のために死ぬほど働いていたはずです。

しかし、世の中、自分の思いどおりにはいきません。いくら、頑張って仕事をして、自分では成果を出したと思っても、たくさんの優秀な人たちの中では目立つことは容易ではありません。私を含めてほとんどの人は経験しなければならないことです。それは50才くらいに訪れます。私の場合もサラリーマンとしては、この会社では先がないなと50才で実感しました。大きなターニングポイントです。その環境の変化に、自らが適合しなければなりません。その時に大事なことは、自分が前提としていたありたい姿の、条件を棚卸して、見直し、あたらしいありたい姿を再構築しないといけません。私の場合は、以前の、会社で・・・、から、自分の人生をハッピーに、楽しく面白く生き続けるというありたい姿に変えました。そうすると、前の会社で、どう出世するかでなく、自分はどこでなら、活躍できるか、お金がもらえるのか、自分のやりたいことが存分にできるかということを、自ら考え実行するようになります。その結果、2社で雇われ社長をしたあと、自分の得意分野で起業、自営業になりました。仕事、経済面、は運も良く、会社なら定年をすぎた今でも順調です。自由時間も大いに増え、やりたかったことはほぼできています。会社時代一番大変だった、組織上下人間関係もありませんから、ストレスフリーで、あちこちガタはきていますが、いたって健康です。人間関係も人から好かれることはやめましたし、嫌いな人とはつきあわないのは気楽です。ただし、仕事は自分で獲得しないといけないのでたいへんですが、ぼーっと、していられないのは、脳の良い刺激になり精神的には若くいられます。

きょうの結論、自分のありたい姿は、状況、環境によってどんどん変えていきましょう。昔作った理想をあきらめずに求めるなんてことはナンセンス。どんどん変わって行けばよいのです。ちょっとした勇気をもって踏み出せばよいのです。

それでは、チュース!!

 

 

 

350.ありたい姿、なりたい姿が自分にないとコーチングできない

ビジネスコーチや、プライベートコーチをしていて感じることは、自分の将来像、つまり3年、5年、10年後にどんな自分でありたいか、なりたいかをイメージしている人とそうでない人では、大きな差があるということです。その差はこれまでの成長度合いとこれから進化していくスピードです。さすがに、役員、社長レベルになれば、自分の将来の仕事やプライベーのイメージをきちんと持っています。それを書いて時々見ている人も多いです。だから彼らは仕事でも成功し、プライベートも充実している人が多いです。しかし、課長レベルだとイメージできている人とそうでない人両方います。部長でもイメージしていない人はいます。

私の仕事のひとつに分野に、会社変革のコア人材、キーパーソンを育てる研修があり、課題として、戦略課題・方針作成、自分の将来ビジョン・ミッション・ありたい姿作成、管理者としてのありたい姿像作成、自分の仕事での将来ビジョン・ミッション・価値観作成 などをテーマにします。全体セミナーのあと、個別の課題設定、実行のコーチングをすることも多いのですが、その課題シートをひと目みると、その人の資質、意欲、論理構成力、行動まで持っていけるエネルギーがあるかがわかります。そのシートの中味を細かく見ていけば、課題の意味が理解されていない、言葉の使い方・定義があいまい、書いてあることが意味不明、シナリオ・ストーリができていない、アクションプランが大まかで具体的に行動できない、問題についての原因究明がされていない、等々がでてきます。多くのダメな人は分量も少ないし、とりあえず人事部課題で研修で言われたから、マスを字で埋めているだけなのです。

この差はどこからくるのか、メンバーとの対話の中ではっきりしているのは、良く書けている人は、会社の中での自分の将来のありたい姿、なりたい姿を明確に持っている人です。だめな人は、ぼんやりか、またはまるで持っていないのです。だめな人に、どうして自分のビジョンを持たないのですかと聞くと、多くの人はキョトンとするか、自分は過去、会社から言われた目標をずっと達成し続けている。会社にずっと貢献してきている、これからも貢献できる。なんで仕事に自分のビジョンが必要なのか、言われたことをきちんとやればいい、と開き直られることもあります。その人たちは、変革の意味、その変革のコアにあなたになって欲しいという期待が理解できていませんし、上司からも説明されていません。今の数字だけいけば良いのです。

コーチングは、A地点からB地点に行きたい意志のある人に、アドバイスしながら伴走する手法です。A地点にそのまま留まりたい、どこにも行きたくない人には不向きなのです。多くの会社は、同じ場所に留まっていたら、何もしなかったら、時代に置いていかれるか、競合に負けてしまうのが常です。そこのところが理解できないと、いくら今までプレーヤーとして優秀であっても、変革していく会社のコア人材としてのマネージャーには不向きなのです。

それでは、チュース!!