カテゴリー別アーカイブ: 私の好きなもの

576.習い事は、自分に合うクラスと先生の選択が一番

昔、生徒、学生時代に好きになった課目は、課目が好きだったというより、教えてくれる先生が好きだった、わかりやすく教えてくれたという記憶があります。自分の趣味や習い事は、もともと興味があるから始めるのですが、その時は先生やコーチとの相性が一番です。わたしは長くスキー、ゴルフ、テニスをしています。まあそれなりのスキル、レベルはありますが、最近上達どころか下降線になるとモチベーションが下がります。そんな時はプロのコーチの指導を受けるのが良いと思っています。そしてコーチの技術的スキルも大事ですが、いかに、こちらの弱点を見抜いて、そこをわかりやすく改善するように教えてくれる人、またその話し方、パッションも必要で、相性の言い方だとコーチを受けるのも楽しいし、上達もしてプレーも変わりモチベーションも刺激されてまたヤル気になります。スキー、ゴルフは何人かのコーチの指導を受けて自分のあった人に継続してお願いしています。もちろん個人レッスンですが。合わない先生もいます。リコーダーの個人レッスンを受けていましたが、ある程度楽しく吹けるつもりでいましたが、その先生はさらにうまくなるには譜面が読めないといけないと言って、さかんに譜面を読む指導をします。音大の講師の方でしたが、結局あわずに、リコーダーもやめてしまいました。リコーダーが嫌いになってしまいました。

私は、新しい何かをするのが好きなので、人間ドックの先生にバランスをとるスポーツがいいと言われて、太極拳、ヨガ、社交ダンスを奨められました。その中で社交ダンスが面白いと思って、初心者に優しい教室をお試しクラスにいくつか行ったあとで決めて今通っています。そこの教室は、入門、基礎、初級、中級のレベル別になっていて、毎月ステップを踏んでそのうち、だんだん踊れるようになるというのがたてつけです。たしかにそのプログラムはその通りなのです。しかし入門、基礎は初めての方なので、簡単なステップをわかるまで親切に教えてくれるので良かったのですが、初級になるとそのスクールは、何年も経験された方たちが、初級・中級を繰り返し受けていることがわかりました。つまり初級といってもステップはすべて覚えている方たちで、下から上がってくる人はほとんどいないのです。その状態では、先生は多数を占めるステップを覚えている熟練者への細かいレッスンが主になるので、ステップもままならない私は、当然ながら置いてきぼりになります。レッスンに参加できず楽しくはありません。まだ、初めて半年ちょっとの私には初級は早く、1年くらいは入門、基礎の繰り返しが必要なのかなというメッセージかなとも思っています。こうなるとお金はかかりますが、個人レッスンを行うか、初心者から初級・中級レベルのハードルが低いスクールを探すしかありません。

きょうの、結論は、習い事、趣味は、自分のレベルに合ったクラス、相性の良い先生を選択することが、自分の努力より大事です。でも、これは仕事でも同じかもしれません。自分の実力にあった仕事、きちんと育成、指導してくれる上司にであえば、必ず成果は出て、成長します。仕事は上司が選べばないですが、習い事や趣味は選べます。どんどん自分にあったところを探していきましょう。趣味ですから楽しく上達しなければだめです。

それでは、チュース!!

574.ラグビーワールドカップ、アイルランド、スコットランド戦の勝因は

今、日本はラグビーワールドカップで燃えています。強くなったとは言われていましたが、ちょっと前なら全然、歯が立たなかった格上のアイルランド、スコットランドを実力で撃破したのですから、これはもう奇跡ではありません。このラグビーブーム、4年前の2015年イングランド大会で、南ア戦、ノーサイド寸前の軌跡の逆転トライで火がつきました。結局、前回大会はその後、スコットランドに大敗して、3勝1敗ながら、勝ち点差で決勝に行けませんでしたが、ラグビーでは数少ない大番狂わせとして話題になりました。

私は、その後研修で、その時の日本ラグビーチームのミッション、バリュー、ビジョンを上げてレクチャーすることがあります。動画を見せながらのこのコーナーは、受講生の興味を引き付けます。その時のミッション:日本ラグビーの歴史を変える、バリュー:世界一過酷な練習を勝ち抜いた仲間と自分を徹底的に信じぬく、ビジョン;ワールドカップでベスト8になる、です。細かい戦略・戦術はもっとありましたが、そのミッション、ビジョン、バリューは選手たちの体に強くしみ込んでいました。しかし、スコットランドに大敗でしたので、南ア勝利はマグレと言われました。

そして、4年後の東京大会で、その強敵2ヶ国に勝利しフロックでなく、実力であることを証明しました。きょうその後のNHKスポーツニュースで、ラグビー協会副会長の清宮氏がアナウンサーから、今日の勝因をと聞かれ、自分と仲間を信じぬいたからだ言っていました。その自信はどこから来るのかと聞かれ、世界一過酷な練習をしてきた自分や仲間は、どんな相手でも簡単には負けない、勝てるという確信をしているからだと言い切っていました。普通なら、これは勝者のきれいごとと私は受け取ってしまうのですが、きょうはすごい試合を見た後もあって、とても素直にそうだなと思いました。主将のリーチマイケルも、4年前にスコットランドに負けた悔しさから、次はボコボコにすると試合前のコメント言っていました。そうは言ってもなかなかそうは行きません。

あたりまえですが、やはり勝負事、仕事もそうですが、勝つには自分を信じきること、仲間を信じきることですね。そして信じきるのは、そう思えるまで、事前の準備、練習、訓練を徹底的にやるのが前提だと思います。もちろん運も大切ですが、そこまでやりきると運もついてくるのだと思います。ラグビーメンバーは、外国人が半分くらいいますが、目標、目的のためなら、日本人も外国人も関係ないことを証明していました。ホントのダイバーシティの見事な見本ですね。次の準々決勝は、因縁の南アフリカ、また勝って欲しいです。勝てる力は十分にあります。

それでは、チュース!!

 

571.一人旅のススメ in Guam

前回のブログで、頭をフル回転してる人に一人旅のススメを書きました。では私もその実践として、南の島グアムの一人旅をしています。グアムは定番のリゾートで成田から3時間半、ハワイより近くて安い、東南アジアの他のリゾートに比べると日本人向けが多くて安心、などでしょうか、安いツアーなら3泊4日で4万円くらいからあります。国内より安いです。私には初めての地で、ちょっと心躍ります。

ここは北緯13度の熱帯、常夏の島です。私の目的はプールサイドで美しい景色を見ながら、ボーっとすることですから、その目的はすぐに達成できました。本当に凝った大脳が溶けていく感じです。私の泊まったホテルは昔一流だった熱海の観光ホテルのようなところで、建物に錆が目立ち、ところどころコンクリートにはげており、掃除も十分ではなかったのですが、プールとビーチと太陽は変わっていませんし、海に入ればシュノーケルカヌーで、ビギナーには十分楽しめます。現地ホテルスタッフの対応も良かったです。

海岸、プールサイドで回りを見渡すと、日本人が半分以上でしたが、カップル、ファミリーは少なくて、女性の友達同士の2~3人のアラサー、アラフォー、それ以上の人たちが多く、中級ホテルの部屋をシェアして安く海外旅行を楽しんでいる様子でした。女性ひとりも何人かみました。いっぽう韓国人は若いファミリー中心でした。そんな周りの分析、観察をしている自分が嫌になって、せっかくのぼーっとに戻りました。半日くらいは何もしなですぐにすぎます。

グアムには、年間60万人の日本人がくるそうですから、日本人相手の、ビジネスも盛況で古いビル、ツアー案内、看板は日本語が大きく出ていますが、新しい、ギャラリーやお店では、ハングルがメインになってきており、日本語がないところもあります。空港の免税店もロッテですし、今は、韓国の勢いが大きくなっているのを実感します。LCCの便は圧倒的に韓国が多く、韓国の若い人たちを引き寄せています。

この島は、軍隊と観光だけで、成り立っていますから、古い歴史、文化は少なく、先住民のチャモロ族、スペイン、アメリカの支配、それと太平洋戦争の戦い跡くらいです、一番の観光スポット、恋人岬も古い悲恋物語を、観光地に仕立てている感じがしました。それから、ショッピングモール群は各種充実しています。ホテルからのシャトルバスも出ていて、モールの中は9割が女性で、熱気にあふれています。私はそんなところには短時間しかいられませんが。

滞在したホテルに、日本の専門学校を卒業して、そのホテルで1年働く、若い21才の元気な女性がいました。いろいろな部門を回っていて、その時はレストランにいました。世界中のホテルで働きたいという夢をもって、実際にチャレンジしている姿は、日本の元気な若い女性の象徴みたいで、エネルギーをもらいました。

中高年のリゾート一人旅は、完全アウェイな感じですが、誰にも干渉されず、豊かな自然の中でぼんやりしているのは、かなりの贅沢です。私はけっこうはまりました。帰りの空港までの女性ドライバーは、東京はお金かかるけど、なんでもある素晴らしいところ、グアムはなんもない、そこがいいところと言っていました。でも、ゴルフ、マリンスポーツは充実していて、その目的がある人は、忙しい楽しい毎日だと思います。

それでは、チュース!!

上の3枚は、ホテルのプールサイド、下の左は、そこからの夕陽、下の右は断崖絶壁120m恋人岬からのフィリッピン海

559.トンゲレン ベルギーNo1のアンティークマーケット

ロンドンにいた時から、日曜日はグリニッジのアンティークマーケットに行くのが好きでした。今回のベルギー滞在で、ベルギーNo1の骨董市に魅せられ、2度も行ってきました。場所は、ブラッセルから東へ高速道路で100kmのトンゲレンという町、ローマ時代に作られたベルギーで最古の町ですが、今、ここはベルギー、オランダ、ドイツからの骨董好きのメッカになっています。しかし、地球の歩き方にはまだ載っていないので、地元在住の日本人をたまに見るだけで、観光客は日本人も、どこにでもいる中国人もまだ来ていません。

骨董市の町になったのは古い話ではなく、1976年43年前に、トンゲレンの町の有志が町起こし運動で開いたのがきっかけ、今では毎日曜日朝7時から昼まで、ショップで40軒、移動スタンド350軒が出店する大マーケットになり、近隣、遠方からの人でごった返しています。アンティークですから家にある古いものは何でもあります。食器、グラス、台所用品、ランプ、金具、看板、家具、花瓶、ロウソク立て、コーヒーミル、人形、絵画・・・。古い家が解体されるとき、内装品を丸ごと買ってきた感じです。

品質はピンキリですが、大きな町のマーケットより品数豊富、値段も半分くらいで、骨董好きの方は、欧州に行ったら是非、訪問先候補にあげてください。行く価値は十分あります。欧州人の家のかけるお金は、内装品も含めて家計費のかなりを占めます。寒い冬は、家の中の骨董品を見ながら楽しむのが大好きな人たちです。

今回の私の購入品が、上段の左から2枚の写真、ランプは、卓上の長いほや付きのが20ユーロ、炭鉱のランプ、左が30ユーロ、右が50ユーロ(火が付きます)、ほうろうポット15ユーロ、ろうそく台が10ユーロ、単眼鏡が25ユーロ、人形が15~25ユーロ、拡大鏡(これは新品)が80ユーロ、鍋敷き5ユーロ、小さなグラスセット10個で12ユーロです。かなり安いです。中段真ん中の骨董品屋のご主人、この人の風貌、雰囲気、が一番骨董品にふさわしい風格がありました。

それでは、チュース!!

 

555.スター誕生は突然に

この1週間、女子プロゴルフ、全英オープンで日本人として42年ぶりにメジャータイトルを勝ち取った、20才の渋野日向子のシブコフィーバーで沸き立っています。テニスのウインブルドンに初出場した選手が優勝してしまったようなものです。いわゆるゴルフ女子プロの黄金世代といわれる1998年生まれの一人です。しかし、黄金世代は、私が知っているだけでも10人くらいいて、全員恵まれた素質と、練習熱心、親の経済面、心身でのサポートがあり、エリートです。誰にでも黄金世代以外でも今回の優勝のチャンスはあったと思います。

渋野選手は元ソフトボール選手で、両親ともアスリートというスポーツ選手として恵まれた素材は、体幹がしっかりしていてスイングを見ていても軸がぶれず、力強い安定感があります。なよなよ、チャラチャラ系とは一線を画しています。毅然とした風情がわずか20才なのにあります。またボギーを打ったあとに、その次のホールでバーディーを取る確率が30%もあり、日本選手としてはトップです。そして4日ともバックナイン(後半9ホール)でスコアを上げていて、精神的な強さがあります。最後の18番で優勝を決めたバーディーパットも思わず強いと思うくらい、潔いものでした。優柔不断とか、ビビるとかは無縁な感じがしました。でもそれくらいなら、黄金時代のプレイヤーはみんな持っていると思います。では、なぜ彼女は、メジャータイトルを取れたのか?

ビジネスでは、よく経験、体験がなにより大事と言いますが、それは凡人の話で、突き抜けた仕事をするスーパースター、天才には、経験、体験より天性の才能と努力、それと強運だと思います。その強運はどこから来るのか?日本の女子プロゴルフに変革を起こしたのは、先日引退した宮里藍でした。それまでの女子プロはファンサービスは口にしていましたが、全員勝負に徹していました。それが是でしたし、それは重要ですが、何か暗くて、近寄りがたい感じがしました。それを宮里藍が強い上に、根っからの明るいキャラでファンを近づけました。それを見ていた小さな子供たちが宮里藍に憧れてゴルフを始めました。そして黄金世代のような優秀な多くな選手を輩出するきっかけになりました。渋野選手は、見ていてもホントに明るく、全英の時も、帰国後のメイジカップでも、いつも笑顔で、ファンに接し、特に子供たちとの自然なハイタッチは見ている人を惹きつけます。応援したくなります。それがメイジカップのギャラリー数を最高にしました。今年の流行語大賞の有力候補は、外人記者が彼女につけた「スマイルシンデレラ」になるでしょう。彼女の強運は、周囲、ギャラリーを味方にする力からきていると思います。そこでビビる、やわな精神力ではないのです。これは誰にでもできることではありません。彼女の天性、才能だと思います。タイガーウッズがギャラリーを味方にして勝ち続けたのと同じです。目に見えない何かが、彼女を応援しています。それは、持って生まれた花・華かもしれません。強運です。突然のスター誕生です。マスコミ、CM注目するのは仕方ないですが、それなりにかわして、勝負に徹して、ファンを大切にしていってもらいたいです。

しかし、この明るさ、笑顔は、誰にでもできるものではありません。他の選手は無理に笑顔を作っても不自然で、かえって悪い結果になります。日本No1の実力の鈴木愛選手に、マスコミが、スマイルシンデレラの質問をすると、「私は私ですから」とムッとして答えたようです。それはそれがいいと思います。自分のやり方を変えることはありません。渋野選手の笑顔は天性です。

それでは、チュース!!

 

546.「努力したら負け」は、まともな本だった。

かなりショッキングな題名に惹かれて読んでみました。副題は「頑張っているのに報われないと思っている方に」、でたいていの日本人なら思いあたる、いいキャッチです。出版社がつけたのでしょうが、新鋭の脳科学者、中野信子氏著の本です。中味は、実にオ―ソドックスで、かなりデフォルメは効いてますが、読みやすく、そうだよなと7割くらいは、共感できる内容でした。私が面白かったところの章ごとの抜粋と、私のコメントをあげてみます。

<はじめに>

・明石家さんま師匠曰く、努力は報われると思う人はだめですね、見返りを期待して、楽しくもないのに苦痛を伴う努力を重ね、恨みを溜めこむくらいならやめたほうがいい。好きだからやってる、だけがいい。これだけやっているのに何でって思うから腹が立つ。

⇒さすが師匠で、彼の芸は表には努力は見えてこない。好きなことを見つけることが、まず第一ということでしょう。

<努力は報われるは本当か>

・才能は遺伝的に決まっている。つまり「努力は報われる」はウソである。

・為末大 やればできるというのは成功者の言い分であり、アスリートとして成功するには、アスリート向きの体で生まれたかどうかが99%。成功者が語ることは、結果を出した理由付けである。

・エジソンは99%努力しても1%のヒラメキがなければ、無駄ということを言いたかった。

・難関大学受験の合否は、エピソード記憶が良いかどうかの遺伝で決まる。

⇒常日頃から、そう思っていたので全く同感、しかしこの言葉に騙される、惑わされる人は多い。

<1.努力は人間をダメにする>

・真の努力は成果を出すために必要な ①目的・目標を設定する ②戦略を立てる ③実行する ことである。

・アラフォーがやりがちな無駄な努力は、婚活 ターゲットを3高、イケメン、浮気なし、の無謀な目標設定をし、そのために「自分磨き」という無駄な努力をする。相手の立場を無視している。

・ただがむしゃらに頑張る努力は人間をスポイルする。努力教の信者になっている人多い

・努力そのものが楽しくなる、他のことが考えられない。努力が目的化する。

・努力という言葉は人を縛り、無料、あるいは安価な労働力として使いたい人が用いるレトリックであることが多い。真の努力とは違う

・努力は滅私奉公を良しとする。

⇒努力が目的化している人を、今の日本でもたくさん見ます。それは苦しいだけです。成長につながりません。

<そもそも日本人にとって努力とは何か?>

・戦時下、言論を封じる言葉「贅沢は敵だ」「欲しがりません、勝つまでは」、こうした無謀な努力を賛美する精神性が、日本の敗因の遠縁になった。

・死ぬ限界までやれば、人ならざる何かが感応して助けてくれる。そんなカルト教団に近い信念が、ひとりひとりの戦いを支えていた。

・それは現代にも生きていて、甘美なポエムで人を鼓舞し、すぐに人を切り捨てる企業がある。

・江戸時代、努力は粋ではなかった。「遊ぶ」ということを尊んだ。遊びはプラスの概念であって、教養のある人や余裕のある人しかできない、高尚な粋なものであった。遊びは粋である。

・遊びは脳の栄養源、ヒトは努力より遊びがずっと重要な生き物である。

・日本人の勤勉が賛美されるのは、他者(諸外国含)にとって都合が良いから。しかし、「日々の生活を楽しむ」遊びの部分がヒトには必要である。

・人間以外の動物は合理的、エサを取る、子孫を残す、生き延びるための行動をする、だけである。人間は余分なことをしすぎている。

・無駄な部分(遊び)への視線がない人は、人を傷つけることを、厭わないひとである。

・欧米に努力中毒が少ないのは、遺伝的な問題、セレトニントランスポーターの密度の違い。心配性 小、おおらか 中、楽観的 多  日本は7割が少ないタイプ、だから心配性が多い。多いのは欧米人3割、日本人2%。空気読むには、少ないタイプが感性が鋭いので適している。欧米人は概して鈍感が多い。

・日本人は、慎重でヒトの言うことを良く聞き、空気読んで我慢するけれども、限界を超えるとぶちキレる国民性なのである。

・日本人は、自分を痛めつけることを努力と思っている人が多い。欧米は、目的をスムーズにやるためのもの。

・フランス人は「楽しんでこそ人生」。自己犠牲はバカの見本と捉える。彼らは人生を楽しくするために非常に努力している。

⇒努力が尊ばれて来たのは、明治以降、欧米列強に追い付け追い越せの時代背景がある。それはある程度、やむを得ないことだが、第2次世界大戦のころは、それをやりすぎ、いきすぎになり、個人を圧迫した。戦後数十年経つが、まだその努力文化を尊ぶ空気は、日本に根強くある。しかし、それはタブーであり、もの申すことは、組織の一員となるとたいへん難しい。

きょうは、このへんで終了です。まだ半分です。また次号以降、続きを書きます。

それでは、チュース!!

 

537.「楽しくではなく、面白がって生きろ」、とは言うけれど

昨年亡くなった個性派女優、樹木希林さんのブームが続いています。新刊書が本屋に平積みされています。題名「一切なりゆき」、「120の遺言」のインパクトと目次の面白さで買ってしまいました。たしかに、いいこと言うね、その通りだなと思っています。

大人の人生訓という書評がついています。「120の遺言」の中の言葉に「楽しむのではなく、面白がることよ、楽しむというのは客観的でしょう。中に入って面白がるの。面白がらなきゃ、やっていけないもの、この世の中」があります。かなり、刺さる、心に響く言葉です。とはいえ、これがなかなか難しい。面白がるという当事者になって主体的に生きられれば最高です。しかし客観的に楽しむレベルのものも、趣味、遊び、交友関係、仕事で自分はどのくらいあるのかなと思ってしまいます。なんでも面白がる事ができる筆者は生き方の達人、天才なんです。その才能があったら最高です。

では、多くの人は何をモチベーションに動くのか、それはmust, shouldという義務、使命が大半でしょう。生活のため、子供のため、会社のため、周囲の人のため、それを楽しみ、面白いに進化させることができれば素晴らしいのですが、それはハードルが高いです。良くて、want, will be でしょう。本の中には、そのハウツーは書いてありません。彼女なら、そこまで他人依存症になっては、いけないということなんでしょう。

わたしも人生長くなったので、かなり多くのさまざま人とお会いして話してきました。私の経験、体験からすると、人生を面白がっているのは、自営業(自由業)、そして組織の中では女性が圧倒的に多いと思います。かれらは、枠に囚われることなく、自由人オーラを発散して自分の好きな事を見つけ、楽しみ面白がっています。俳優も自由業、そして女性ですから、樹木さんはぴったりだと思います。組織、会社に入るとそこには、多くの守らなければならない、ルール、規律、規範がありますから、自ずとそこに自分を適合しようとします。そうしないとはみ出してしまいますから、あたりまえです。そしてではなぜ、そこに男女差がでるのでしょうか? 本来は男女雇用機会均等法からは、同じはずです。わたしは、まだ日本は制度としては平等になっても、男は勝手に従来からの強い枠に自分をあてはめて、使命感、義務感が表に出てきているからだと思っています。女性はそれが少ないです。次の世代は男女すべて同じになるでしょう。それでも自営業に比べたら、組織、会社人は楽しんだり、面白がることはしてはいけない思っている人が大半です。それは、周囲の目、上の目を気にして、楽しんだり、面白がるのはいけないこと、不謹慎、不埒なことと認識するからです。集団に同調しなければという意識です。まあそれがあるから、今まで日本の組織、会社はまとまってきたのも事実です。

同じ本の中に「自分で壁を作って閉じこもっている若い人はいっぱいいる。自由に生きていいのに自分で生きにくくしている、そのぜいたくさ。壁なんかないのにね。」と書いてあり、まさにその通りです。でもそれは若い人だけでなく、中高年、シニア世代にもあてはまることだと思います。深い洞察です。

それでは、チュース!!

 

536.地元の人たちとの飲みの楽しみ

私には、子供の少年野球のチームの親父の飲み会が、15年前から年に2回、全員で10人中、地方在住や、仕事の都合で出れない人除いて7、8人が集まる地元の会があります。近くの下高井戸周辺の安い居酒屋で、60才前後の親父たちが集まって、盛り上がっています。当然ながら職業はいろいろ、タクシー運転手、ITコンサルタント、区役所職員、印刷会社経営、銀行員、第2の会社のサラリーマン、食品会社役員、パン会社の支店長、そして私は経営コンサル・研修講師です。仕事の関係は全くない人たちが、子供の小学校時代の縁だけで長く続いているのは、実に不思議です。同じく母の会もあってそちらも親父たちとは別に年2回10人全員出席らしいです。

私も良く外で飲むことはありますが、サラリーマン時代の友人、大学時代の友人、大学同窓の先輩・後輩、現在の仕事関係の知人、友人、クライアントさん、などで今の場所に40年近く住んでいるのに、ほとんど地元の人との交流はなく、その子供の親父会だけです。全然違った職業なので、さまざまな話題も面白いですが、それぞれの反応もサラリーマンにはないものが多く新鮮です。

きょうの話で盛り上がったのは、子供たちの通った世田谷松沢小学校のクラス数がどんどん増えていて、副校長が二人もいるのだそうです。世田谷区職員さんの話では、世田谷区の人口は増え続け現在95万人を超えているのだそうです。それは、全国都道府県40位の和歌山県より多く、その下に41位以下の佐賀、山梨、福井、徳島、高知、島根、鳥取(56万人)がいるそうです。都心への人口回帰、それも子育て世代の家族が増えているそうです。確かに新築の分譲、賃貸マンションも多いですが、相続で大きな土地を手放すと、細かく割った土地への戸建て住宅もたくさん建っています。もちろん夫婦共稼ぎが多く、保育園は増設、満杯の状況です。世田谷区は財政的には豊かなので、地方都市行政のような危機感はないそうです。悩みは故郷納税の人がどんどん増えてそのぶん税収が減っていることだそうです。それから、公園のカラスにえさをあげる人が多くて近隣住民から苦情が絶えないこと、東京オリンピックの入場チケットの応募が、世田谷区は馬事公苑が会場になることから、馬術の応募者が多いことなどです。それからアラ還暦になると、物忘れが多くなり、タクシー運転手さんはお客さんに言われた高速道路の出口が思い出せなくてショックを受け、免許証返納を考えていることや、外国人はタクシーを利用しない、してもワンメーターで荷物だけ多いので、わからないように避けているなど、なかなか表には出て来ない情報が飛び交い、面白い場になります。

なぜ、小学校の子供野球チームの親父の会が、こんなに続いて、毎回盛り上がっているのかを考えてみると、年令が近いこともありますが、偉ぶる人がいない、自慢話をする人がいない。公立の小学校に通わせているので、生活のレベルも似ていて、ヒエラルキーのない、フラットな関係だからということが大きいと思います。もちろん全員の相性が良いこともありますが・・、というわけでまた半年後にお会いしましょうで散会しました。こういう会は貴重です。

それでは、チュース!!

522.ドローンのすすめ、これはおもしろい

10連休中、息子が八ヶ岳の山小屋に、トイドローンを持ってきたので早速庭で飛ばして見ました。やってみると、とにかく面白いです。本体バッテリ3個付+コントローラー+キャリーバックで約25000円、大人のおもちゃには手頃な値段であり自分も欲しくなりアマゾンで頼んだら、翌日やってきました。スマホからwifiが飛んで、コントローラー2つのバーで上下、前後左右に自分の意志のまま自由に飛んでくれます。しかもカメラが前面についているので、スマホ画面からドローンの画像がかなり鮮明に見ることができます。静止画も動画もスマホに記録されます。離着陸も簡単にやってくれます。最初に驚いたのは一定の空間に留まるホーバリング性能です。子供の頃お金持ちの子がやっていた、ラジコンヘリコプターはホーバリングが難しくすぐ墜落して大破してました。中国のTello社製のこのおもちゃドローンは本当にいろいろよくできてます。ただ風が吹いていたら飛行不能です。初期セットアップは10分くらいで子供にやってもらいましたが簡単で、すぐに遊べます。本体が200グラム以下だと航空法の規制を受けないおもちゃとして扱われるので登録不要で、私の購入したのはわずか90グラム、ほとんどがバッテリーの重さです。飛行時間は1個のバッテリで13分ですが、3個あれば30分以上楽しめるかなりの優れものです。

これは間違いなく大ヒット商品だと思ったのですが、問題は都内は公園、住宅地、河川敷はすべて条例で飛行禁止になっているのだそうです。そういえば私の初飛行と同じ日、令和を祝う皇居でドローンが飛んでニュースになっていました。以前も首相官邸の屋根にドローンが落ちて事件になり、法律ができ、条例ができました。というわけで購入しても自宅のリビング、庭か、体育館の中でしか遊べないのが難点なようです。ですから、田舎の山小屋の庭はドローン遊びには格好の場所のようで、わざわざ子供が持ってきたようです。

まあ、これはとても刺激的な大人の、もちろん子供もですが、おもちゃです。やってみるとけっこうハマる人が多いとおもいます。といわけで、今は自宅のリビングと小さな庭で楽しんでいます。好奇心のあるかたには、是非おすすめです。

それでは、チュース!!

 

457.酒場放浪記に魅せられるのは!

BS TBSの月曜日夜9時~10時に、「吉田類の酒場放浪記」という地味でマニアックな番組があります。吉田類という60代後半の粋な俳人、エッセイストが日本中の下町の庶民的な居酒屋を巡り、一軒15分ですから毎回4本のお店がでてきます。何か特に魅力や主張はないのですが、昼間の若者対象の洒落たレストラン、カフェの番組とは違うほっこり感があって毎週見ています。吉田類さんの親しみやすいキャラから、お店やお客さんとすぐに仲良くなってしまします。NHKの「笑福亭鶴瓶の家族に乾杯」と少し似た風合いです。

選ばれた居酒屋ですから、日本の地酒や肴、焼き鳥などは、その店ならではのユニークな美味しそうなもので、大手チェーン店のそれとは趣が違います。値段は高くはありませんが、チェーン店と比較したらやや高いです。チェーンとの一番の違いは客層です。20代のノリのいい若い男女はいません。だから大騒ぎしません。うるさくありません。30代半ば以上の地元の自営業、サラリーマン、職人さんです。男性が7~8割くらいでしょうか。駅前の店を除けば、歩いて帰れるところ人が多い人です。こういうお店の良いところは、形式的なおもてなしはありませんが、お客さんとご主人、女将さん、お客さん同士がほどよい関係で、ヒエラルキーなしのフラットな関係で会話が普通にできていることです。表の階層社会の日本では珍しい対等、フラットな世界です。ですから大会社の重役、社長、お金持ちはほとんどいません。面子、プライドが大事な人はきません。こういう場では、自分の自慢話、お金を持ってる、会社で偉い、ゴルフがうまい、女性に持てる、などは暗黙のうちに禁止のようです。それをいったらおしまいという感じです。政治、宗教、人種の話もありません。あまり下品な話、下ネタも許容範囲内です。お互いがあまり深くは踏み込まない暗黙のルールがあります。仲間で来た時はテーブル席ですが、一人の時はカウンターで一人で飲むか、中のご主人と少し話すか、常連さん同士で軽く話すくらいです。

日本人の多くは表の昼の世界では、ヒエラルキーの中で寡黙に我慢して黙々と仕事をしています。だからその少し貯め込んだ日々のストレスを吐き出せる場と、環境が必要なのです。日本人にとって心身の健康を保つためには大事なところだと思います。最近の若者は飲みにいかない、会話、雑談をしないという話を良く聞きます。なかなか最初に、ちょっと強面の親父のいる居酒屋に入るのは敷居が高いかもしれませんが、是非自分行きつけのお店を見つけて、昼間固くなってしまった心を軽くしてください。一人で行くのがお奨めです。

同じBS TBSで水曜日の夜10時から、同じ内容でで「女酒場放浪記」も面白いです。柳の下の2匹め、ですが、放浪者は30代の酒豪の女性、モデル、ハーモニカ奏者、プロ囲碁士で、みんなキャラが強くて面白いです。しかし居酒屋にそれなりにきれいな女性の訪問ですから、お店や周囲が気を使ってしまい、ちょっと会話が浅くなってしまいます。やはり男の吉田類の突っ込みと天然ボケがお奨めです。酒場放浪記、お時間があれば見てください。感動はありませんが。

それでは、チュース!!