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397.コロナの上手な怖がり方

日本のコロナは収まりつつあるのか、いや緩みがでてこれからの第2波、3波が本当に怖いのか、政治家の話を聞いてもメディアを見ていてもよくわかりません。なんか恐怖感ばかりを煽られ、自粛自粛でみんがすっかり委縮してしまっています。私の場合、当面の仕事の集合研修はなくなって暇になり、コロナ関連の公式データ(東洋経済オンライン、Yahoo、日本ドットコム)をずっと見ていました。そこで何をどのように怖がれば良いのか自分なりに考えてみました。まず、データです。

  • 日本の累計感染者は現在(6/8)16923人での年代別感染者比率は20代以上の年代別には差はない。人口10万人に対して20代以下:3~4人、20代:23人、30代~80代以上:14人~18人。
  • 感染者死亡率は年代で大きく異なる。~20代:≒0%、30代:0.2~0.3%、40代:0.4~0.5%、50代:0.8~0.9%、60代:4~5%、70代:11~13%、80代以上:20~25%
  • 世界の平均感染者死亡率は、5~6% 日本5,4%、アメリカ7%、中国5.5%、英国14.2%、フランス19.0%、イタリア14.4%、ドイツ4.6%、スペイン11.2%、韓国・トルコ・ロシア・パキスタン・インド5%以下。

そこから見えてくる事実は

  • 日本では20代以上は居住、行動範囲は異なるのに感染率は同じである。ただし若年層は積極的に行動した結果であり、高齢者は病院、介護施設等、自分では変えられない環境から感染してしまった結果だと推測する。高齢者でも元気で巣ごもりした人は、家族以外からは感染していない。20代以下は、ほぼ感染しない。
  • 50代までなら感染しても、死亡することは稀である。60代から死亡率は急激に高くなるのは、持病があることと、免疫力(体力)がなく。重篤化しやすいのであろう。
  • 医療が発達している、フランス、英国、イタリアで死亡率が高いのは、医療崩壊もあるが、高齢者が多く、その施設での集団感染とスキンシップの多い文化の影響であろう。アジアやアフリカでは感染者が出ても死亡率は全世界で変わらないのは、まだ特効薬、ワクチンがなく、感染したらあとは体力勝負なのかもしれない、そうなると若い人口の多い国のほうが影響は少ない。(各国のデータが正しいという前提です)医療が発達していない国では、持病があれば死んでしまうので、持病を持った高齢者は少ないのかもしれない。

そしてワクチンや特効薬が出てくるまで、個人としてできるリスク対策は、もう言われていますが予防策として

  • 飛沫感染、接触感染を防ぐための、3密をさけて、マスク、消毒液、手洗いの実行。*私も接触のある社交ダンススクールはお休みにしました。
  • 普段でも接待を伴う飲食に行っている人は、ごく一部ですが、この時期は避ける。
  • 不要不急の人との接触は今はやめておく。特に地方在住の友人、知人(東京人はバイキンマン)。
  • 免疫力強化、快食、快眠、改運動、快便、ストレス溜めない、発散を実行する

緊急時(コロナにかかった疑いがあった時)として

  • 相談できる、かかりつけ医師、公共の連絡先をあらかじめ調べて決めておく。
  • 疑いをもったら、我慢せず、遠慮せず、躊躇せずに行動する。

このくらいのリスク対応を準備すれば、仕事はテレワーク、オンライン会議もできるし、会議も新しいルールで始まりますから、あとは新しい社会様式で普通の生活に戻っていいでしょう。様子をみながら、地味に出かけていいと思います。対策を取ってくれているレストランは大丈夫です。それに万一かかっても、高齢でなければ致死率はかなり低いです。完璧な巣ごもり、stay homeでは、他の病気にならないか心配です。コロナ絶滅は無理で共生です。

日本でのコロナの死者はいまのところ1000人くらい、それも8割以上は70才以上です。外国に比べて、本当によく抑え込んでいます。実は昨年の自殺者は、日本で20169人、しかも20代、2117人、30代、2526人、40代は3426人、50代は3435 人 死因の上位です。特に若年層は病死より多いです。交通事故死は、年間3000人に減少しましたし、交通事故は高齢者に偏りますから、若年層はより自殺注意なのです。自殺する人は、無職、フリーターの人が半分以上です。このコロナで世の中の経済が回らなくなると、社会の弱い立場の人が一番影響を受けやすいです。日本人の遵守精神は、すごくて自粛でもこれだけの効果を出します。しかしブレーキがかりすぎて経済がストップしたら、これも大変です。様子を見ながら、また感染拡大したら、少しブレーキをかけるような、バランス感覚を大事にしながら、うまく折り合いをつけていきましょう。政治も個々人も。

それでは、チュース!!

394.社会が全くワークしなくなってしまいました。

いま、日本、いや世界は戦後最大の危機です。今までの社会が前提としていた、生理的・安心安全の生物として基本的な欲求が満たされなくなる状態が目前に迫ってきています。私たちの社会、会社、組織が今まであたりまえと思っていた前提があります。それは、戦争はなく、大地震、自然の大風水害はなく、それに生命脅かす伝染病の蔓延などは起きないというものです。日本は自然災害はたびたび、地域的に被害を受けていますが、日本全体で見えざる新型コロナとの戦争は初めてです。私の人生でも初めてです。

私のブログのテーマ「ワークしてますか」はそれらの前提の上で、どうしたら、組織、人が今より上手にやっていけるか、もっといいやり方があるよねということをずっと書いてきました。しかしその前提がないところでは、このコロナが終息するまでは、何を書いてもリアリティのない話になってしまいます。

この危機の中で感じたことは、世の中何があるかわからない、一寸先は闇は、諺だけではなく実感したこと、そしてこのような災害、不幸はこれからも必ず起き続けるということです。過去に振り返って、平穏な日々を懐かしがっていてもしょうがないのです。それでは、何が必要か、やはり、会社も個人もリスク管理です。将来のリスク予想で、リスクが低められればよいのですが、大地震や風雨害、コロナ危機は防ぐことはできません。そうなると起きた時にどうするかの準備をできるだけしておくことです。グローバルチェーンの崩壊が起きていますが、その前提はどこの国とも友好的に通商でき、物流もスムーズに効率的に流れ続けるということがあたりまえでした。そこには余裕がありません。すべてがうまく行く前提です。私が大きな会社にいた時に、もっと余裕を見て計画作りましょうと言うと、それは無駄なだけだと厳しく叱られました。日本は余裕は無駄と捉えられることがほとんどです。東電の福島第一原発事故も高い堤防は無駄と判断されました。このコロナの後で、世の中、社会の考え方は変わると思います。

会社ではなく、個人も危機に遭遇した時は余裕があるかないかが、幸不幸の境目です。国や自治体に過度の期待をしても今のテレビの報道を見ても難しいことです。個人として生き残るには余裕です。自営業、特に飲食業、ミュージシャン、ダンサー、などなどは日銭が入らなくなったら、そのままドボンしてしまうひとが大半です。その点、官公庁、大企業は日頃は我慢も多いでしょうが、危機的な状況ではしばらくは金銭身分保証してくれます。たぶんリスク管理して職業を選んだことの良い面が出ています。やはり自営業でも仕事がなくなってもしばらく家族を守れる金銭的余裕は大事でしょう。そして状況に影響されて凹みすぎはいけません。なんとなるという精神的なタフさは危機的な状況で一番大事です。心を強くしておかないといけません。あとはタフな体です。コロナが来てもはね返すだけの体力です。これらは、準備が必要です。いきなりは無理です。お金と心と体の余裕です。心配性すぎるのはいけませんが、ある程度のリスクに対する準備がこれから、ますます重要になってくるでしょう。もちろん感染予防の3密を避けるのはいまできるマストのリスク管理です。

それでは、チュース!!

573.少しでも命の助かる可能性のある行動

昨日、今日の台風19号で、関東、東日本は、大きな被害が出ました。亡くなった方、ケガをされた方には、ご冥福、お見舞い申し上げます。今回の台風は、上陸する前から、数十年に一度の大きさ、強さの台風で、事前に特別大雨警報が出ました。これは、確実に大きな土砂崩れ、河川氾濫、洪水が必ず起きる雨量が予想されるときに出される危険なアラームです。最近の気象技術は格段に向上してそこまで、精度の高い予測ができるのです。テレビで気象予報課長がデータから、台風の大きさ、進路、危険の度合いを言いましたが、さらに現実に迫った自然の脅威を訴えるために、「少しでも命の助かる可能性のある行動を取って欲しい」と連呼し、NHK、はじめ民放アナウンサーも同様に言っていました。今までなら、予報データを淡々とのべた後、避難所に行け、河川には近づくな、頑丈な建物に移動しろ、2Fにいろ、山側、崖側に部屋は避けろと、具体的な指示を連絡していましたが、今回から、危険を避ける行動は、最後はあなたの自己責任ですよというメッセージをになった気がします。

日本のアナウンスは、電車でも、黄色い線に2列で並べ、押し合うな、降りた人のあとに乗れ、スマホを見ながら歩くな、などなど、細かい指図が日常です。ルール好きな、指示に従うことが好きな国民ですから別になんとも思わないのですが、今回の危機迫る台風情報で「少しでも命の助かる可能性のある行動を取って欲しい」のメッセージの投げかけは、ちょっとドキッとしました。たぶんそう思った人が多かったと思います。気象庁の深い意図はよくわかりませんが、自然災害の危機対応は最後は自己責任ということを明確にしたかったのだと私は思います。海外の観光地に行くと、岩山や、海外線、河川など危険なところには、必ず、Your own risk !! という看板が立ってます。日本だと危険なところには入らないように、ロープが張られていますが、海外は危険でもやりたければやったら、でも何かあったらあなたの責任ですよと言っているわけです。

先日、3.11の震災で、不幸にも先生の指示に従って命を落としてしまった小学校児童の親たちの、市、県の責任を相手にした損害賠償訴訟は、監督責任のある市、県の敗訴が確定しました。非常時、緊迫した中での、意思決定、指示はこれから慎重になっていくと思います。あとで、失敗したときの責任回避ができるようなメッセージが多くなってくる気がします。それだけ監督する立場の責任は重いのです。

昔、サラリーマン時代、超過剰残業を部下に強いて、パワハラを横行し、それで多くの部下を病気にした上司がいました。その上司は部下が病気になると、健康管理は自己責任だろう、俺は病気に関係ないと言って責任回避をずっとして逃げ回り、周囲も見逃していました。なんかそんな暗い時代のことを思い出しました。いまなら即、パワハラで訴えられますが、当時は普通でした。時代は良い方向に変わりました。最後は個人の自己責任という社会は健全だと思います。

それでは、チュース!!

563.問題解決より、課題創出が大事かもしれない。

私は、いろいろな問題解決のセミナー、コンサルをしていますが、その9割は問題解決のプロセスの演習と論理です。これはもちろん意味があります。しかしその場合は既に、問題、課題ができている場合がほとんどです。各種解決法の名前は違いますが、その課題のあるべき姿と現実から問題を定義する、問題の所在をロジックツリー、ミーシーで分解して、あたりをつける。その問題について、事実をたくさんあげて、なぜなぜ問答で真因を突き止める。その真因についての対応策をブレストでたくさんあげる。それを評価して、やる優先順位を決める。後は、実行アクションプランを作り、実行、検証を行う。もちろんプランには、納期と担当者を決める。ほかに加えるとしたら、決定分析として、対応策の評価項目を、詳細にきめる手法。問題をなぜなぜではなく、起きている場合と起きていない場合の境に焦点をあてる問題分析手法、実行時のリスク減少、リスク対応を詳細に決めておくリスク分析、問題の前提を疑ってみる真の問題発見、などなど巷にあふれています。いわゆる、問題解決、ロジカルシンキングの分野です。

しかしながら、これはセミナーでの話で、実務では自分、自組織の問題は明らかになっていません。実は本当に大事なことは、実務の中から良い問題を見つけることです。見つけるポイントは重要なこと、緊急なことの切り口です。その時に一番大事なことは、自分が状況の違和感を感じる感性があるかです。また部下にその感性をもたせることです。

問題とか、課題は、あるべき姿=理想がない人には、生まれてきません。このままでいいという人には、何も問題がありません。最近の人、若者、中堅、シニアに限らずこの感性を持たない人が増えています。だから、いくら問題解決の手法を学んで、習得しても実務では、問題創出ができないので、役に立たないのです。感性さえあれば、たくさん関心事、心配なこと、気になることが出てくれば、それを整理する方法はあります。

感性を育成する、研修はいまのところありません。自分の持った才能と、経験、体験からしか感性は生まれてきません。感性がない人は、いわゆる鈍い人です。いろいろな人にあったり、本を読んだり、セミナーに出たり、旅をしたりして、磨いていくしかないです。それでもない人は、感性の部分は他の人に任して、出てきた問題を筋道どおりに解決していく役割でもいいです。その時は、なぜその問題が大事なのか、意味、目的、意味を十分理解しないといけません。でも、キーパーソンは会社、組織の良い課題を見つけないといけません。しかし個人の大事な問題、課題は自分自身で見つけて、実行していかないといけません。メンタルになるほど考えすぎない程度にですが、自分で考えてください。

それでは、チュース!!

560.ロンドンでの旧友との再会 その2

毎年、欧州で昔の仲間たちと会って話すことが、私の大きな楽しみのひとつです。今回は、デルフトでオランダ人で会い、その2でロンドンでまた旧友たちと会いました。私が駐在時代の同僚で、いまその会社をMBOした社長のAndyと技術役員Bob、それから私がロンドンに来ることを伝えたら、わざわざマドリッドから来てくれた親友、ルイスです。今から20年くらい前に、厳しい仕事をした仲間たちで、本音でやりあえた戦友です。今は、AndyはMBOした会社が新たに医療分野に進出して、今年は最高益をあげているそうです。スペインのルイスはそのままグラフィック業界で、規模は縮小しながら社長として、スペイン全土を走り回っています。売上規模は30憶前後と小粒ですが、とにかく、みんな元気で明るくやっています。

昔の話を、最初少しはしましたが、すぐに今の自分のビジネスの状況、欧州、英国の経済、英国のEU離脱の影響、そしてプライベートの家族、趣味の話、とにかく人生何があっても、生きることを楽しんでいる姿がよくわかり、じめじめしたところが全くなく、話していて、こちらも影響されて明るくなってきます。話は終わることがないです。楽しい時間です。みんな、中の上のクラスのインテリ層で、お金持ちではないけれど、実にうまくお金を自分のために使っています。無駄使いはしませんし、つきあいでお金は使いませんが、節約、倹約の考えはないです。欧州ではあたりまえですが、夏休み最低は2週間バカンスに行きます。マネジメントから一般までそれは同等の権利なのです。

サラリーマン時代のつきあいで、私は会社も離れているのに、以前と同じようにフラットにつきあってもらえるのはうれしいことです。心配だった英語も、話しているうちに英語の意識はなくなり、また少し自信がもどりました。会った人間は、経営者ということもありますが、みんないきいき元気で、やらされ感、あきらめ感は無縁でした。今度はマドリッドでやろうということになり、私はいくつもりで来年はフラメンコを見てこようと思っています。自分から楽しみ、刺激を求めていくことは大事です。待っているだけでは引きこもりになります。生きているうちにお金は有効に使いましょう。

それでは、チュース!!

写真左からBob Andy 、 真ん中がルイス、右はイングランド最古のバーといわれるところ。

 

554.無料お試しトライアルは要注意

いまは、ネットやいろんなサイトで、お試し無料の案内が毎日数多く届きます。いま最も有効なマーケティングツールのひとつです。とはいえ、オレオレ詐欺ではありませんが、その手には引っかからないぞとの覚悟はできています。ですからたいていの場合、即削除なのですが、今回はやられてしまいました。先日、Appleから、日経電子版の1ヶ月トライアルから購読になりましたから、月額4300円課金しますとの連絡がありました。はて、こんな申し込みは覚えがないので、Appleに電話すると、スマホから1ヶ月前に日経電子版のトライアル登録がされていますとのこと、こちらに記憶、記録はないのですが、確かにスマホにそのアイコンがありますから、したのでしょう。しかし、トライアル1ヶ月後そのまま購入とは大きくは書いてなかったと思います。クレジット番号は伝えていないので、そのまま購入、課金されるとは思っておらず、課金はAppleの口座から落ちるような契約だったのは。うかつでした。

Appleの言い分としては、私たちは日経さんからの依頼で料金徴収の代行をしているだけなので、そのようなクレームは受けられません。解約はできますから、すぐしましょうと手続きを新設に取ってくれました。初めからクレームを待っていた雰囲気でした。その後で、日経カスタマセンターに連絡すると、日経サイトから申し込みしていただくと、トライアル数日前にはその購読変更の案内をしますが、Appleさん経由は先方の責任なので、日経は関知しませんとのことで、取り合ってもらえませんでした。両社で責任の押し付け合いをしているのですが、よく考えてみるとこれは確信犯だと思います。新聞収入減をデジタル化で活路を見出したい新聞社は自社ルートで開拓しますが、拡大するには、Appleなどのルートも活用しなくてはなりません。トライアル終了の案内は、自社だと厳格に行わないと消費者センターから指摘を受けますが、他ルートだとそこは、ゆるくなってきています。そこで丁寧に、責任回避をお互いがしているのです。日経トライアルをしようとする人は4300円くらいなら、もめるより払うだろうということも見越しています。

トライアル申し込みの時、詳細文を見れば、書いてあるとは思いますが、そこまでは見ません。トライアルだけやってみて、期限が近づいてきたらなんか言ってくるだろう。その時キャンセルすればいいと思っていました。その前提には、日経、Appleのブランドを盲目的に信頼してしまっていることがあります。それは私の過失です。今回は、Appleからの課金メールで気がつきましたが、クレジットカード引き落としまで気がつかない人もいます。それも見ないで、無意識のうちに何年も払い続けてしまう人もいるでしょう。法律にはふれていませんが、かなり、あざといやり方です。

教訓、無償トライアルは、有名企業でも信用しないこと、もしトライアルを申し込む場合は、申し込んだ直後に解約することをお勧めします。解約しても、トライアル期間は見られることが多いらしいです。そうそれから、めんどうくさいですが、規定等細かい文章にも目を通しましょう。でもそれは、無理ですね。

それでは、チュース!!

523.少子化の原因は恋愛否定の学校教育にあるのでは。

2018年日本の出生率(15~49才の女性が子供を産む数の合計の平均)は、1.42です。2.0以上なければ人口減少になり、1975年を境に日本は2.0を割っているそうです。その背景には、未婚率の上昇があります。2010年の25~39才の男女未婚率調査で、男性は25~29才は71.8%、30~34才は47.3%、34~39才は35.9%、女性は25~29才は60.3%、30~34才は34.5%、35~39才は23.1%です。これは20年前と比較したら上昇しているそうです。良く言われているその理由は、

1.女性の社会進出、1988年の男女雇用機会均等法で男女の待遇格差はなくなり男性優位の職場環境はなくなり、女性が様々な職場に進出しました。建築現場、トラック運転手などにも女性はいまは普通ですし、サービス産業では女性管理職が半分以上、一般企業でも管理職、役員に女性進出が普通です。つまり男は外で仕事して稼いで、女は家で家事、子育てというモデルはなくなりました。そして女性の社会進出に伴う子育て支援システムが十分でないことも大きな社会問題になり結婚を遅らせてます。

2.独身主義の増加、男は結婚して家庭に縛られる、給料が全部使えない、奥さんの尻に引かれるのは嫌だ、女は家事と仕事の両立はきつい、子供や夫のために生きるのは嫌だ、子供を産んで育てるのはたいへん、子供を諦めれば一人のほうがいい、お金も時間も自由に使える

3.自由恋愛の増加、恋愛・見合い⇒結婚、子供を生むというモデルは減少して、事実婚という戸籍はいれないで、一緒に住む、合わなくなったら別れるという形が増えています。結婚の前に、一緒に住んでいるカップルは大変多いです。未婚率は戸籍を入れていない人を対象にしますから、実際には結婚という形を取らないで、事実上は結婚している人はまわりに大勢います。

4.収入格差、全体としては裕福な日本でも、20代の男の平均収入は300万前後です。正社員ではなくフリーターなら250万くらいでしょう。これでは結婚しても生活が成り立たない、女性も収入が低い人と結婚したら、共稼ぎも必須であり、生活は返って苦しくなると思う人が増えています。それが結婚に踏みきれない原因だそうです。

たしかに、以上の4つは、その通りです。それに加えて現在でも日本の小中高の学校教育では、異性との交遊、交際は、なにか悪としてとらえられ、不純異性交遊などの言葉で制限します。もちろんそんなことは関係なく、彼氏彼女を作る人はたくさんいますが、お勉強だけしっかりしているのが正しいという空気感はいまだにあると思います。それが大学、就職しても続いてしまい、仕事は熱心できちんとしますが、男女交際は慣れていない、真面目だけどおくてな人が、世の中にあふれてしまっていることが、未婚率増加、少子化のひとつの原因だと私は最近思います。実際にそういう人によく会います。彼氏彼女イナイ歴が10年以上、もしくはずっとイナイという人です。

それでも、昔ならば結婚するのはあたりまえで、お見合いの世話をする人たちも大勢いましたから、結婚⇒出産は普通にしました。しかしいまは世の中に情報があふれすぎ、イケメン、かわいい子はネットでたくさんいますし、ハイスペックな男女を望むのがあたりまえという風潮が20代、30代、40代でもあります。妥協はしません。それなら一人のほうがいいと思います。それが未婚率を上げ、出生率低下につながっていると思います。お見合いに変わる婚活サービスビジネスもたくさんありますが、昔のお見合いほどの成約率ではないようです。

それでは、チュース!!

517.ストレス体質と感性は裏表である

昨日、いつも行くマッサージ屋さんのお兄さんに、肩から首が詰まってますね、筋肉ガチガチですねと言われました。先週は仕事が続いていたので、肩、首回りが凝っているのを自覚して行ったのですが、やはりそうでした。続いて、それは外部からの刺激・ストレスを受けて体が緊張するからそうなるんですよ、ストレス体質なんですよと、言いにくいことも言われてしまいました。

たしかに、その通りです。しかし良く言われるストレス体質、ストレスが緊張や不安、興奮状態を生んで、自律神経不調になり体調不良になる。だから、真面目、几帳面、完全主義、周囲の評価を気にする、イライラしないようにする、とか対応策を言われますが、それは、その人がもともと持っているDNAだと最近思います。本人では変えられない性質、性格です。いくら「鈍感力」の本を読んでも効果ありません。親がストレス体質だと子供に遺伝すると思います。ただ自分がそういう体質であることは知っておきましょう。そしてストレス解消、発散の自分の好きな方法を早く、たくさん身につけましょう。それは、入浴、温泉巡り、美味しいもの、好きなお酒、仲間との雑談おしゃべり、ショッピング、旅行、テニス、スキー、ゴルフ、焚き火、山歩き、社交ダンス、観劇、ライブ鑑賞・・・・、何でも自分の好きなものならなんでもOK、競輪、競馬、パチンコだっていいのです。

ただストレス体質がすべて悪いのかと言うと、その反面としてストレス、刺激を感じやすい人は、だいたい感性が豊かで、人に関心が強く、人の心がわかります。人の心に入っていけます。かなり優れた特質です。私の仕事(コーチング、メンター、コンサルティング)も人を相手にするので、感性が鈍ければ、マニュアル、シナリオ棒読みで仕事になりません。双方向の価値のある対話、会話は成立しません。だから、ストレス体質と感性はセットなのだと思います。長所と短所はセットなのです。ストレス体質のない人は、感性、感受性の乏しい、人に対して鈍感な人なのかもしれません。それはそれで問題ですよね。世の中人との関わりで成り立っていますから。

そういうことで、ストレスを感じる人は、感性、感受性が豊かなのです。ただ、ストレスは溜めないで、どんどん発散、放出、捨てる、術を知り、実践しましょう。

それでは、チュース!!

513.キリスト教の真髄を感じました。

昨日、親族の敬虔なキリスト教(プロテスタント)の葬儀に参列しました。1時間半の長い式でしたが、実に中味の濃いものでした。亡くなられた96才の方の家族、親戚、友人は、キリスト教と伴に生活、人生を送る人々なので、普段の形式的な多くのお葬式と違い、亡くなった方が本当に神様に召されて天国に行くプロセスで、それを周囲の方が心からお見送りしている荘厳かつ親しみのあるものでした。プロテスタントですから教会自身は質実、質素なものでしたが、牧師、オルガン奏者、は真摯な方で、次々に出てくる聖書の言葉、讃美歌、は故人が好きだったものが精選されていました。お子さん、お孫さんからの故人への追憶のメッセージも、長文で心のこもった、愛情を感じるものでした。献花を終わって式場を後にする時、私はキリスト教とは無縁ですが、清々しい気持ちになりました。私は、神を信じる人間ではなく、昔、ドイツにいた頃、子供が通っていた日本人教会のシスターに「あなたは神様を信じているのですか?」と真顔で聞いてしまい、ひんしゅくを買ってしまった程度の人間です。

戦略研修で、世界中で古くから一番成功したマーケティングはキリスト教です。人々を救うために、想像の世界の伝播をミッションとして世界中に人々を送り込みました。と言っていることに、少し後ろめたさを感じてしまいました。駐在していたドイツや英国では、観光地としての教会はたくさん行きましたが、友人たちに敬虔な信者は、ほとんどいなく、ドイツの仕事のパートナーは、ハイデルベルグの大学で神学を6年学んだ経験な信者でしたが、突然左翼に転向してしまい、彼からキリスト教の悪口を散々聞かされていたので、キリスト教はもう形骸化していると思いこんでいました。

しかし、昨日お会いした人たちは、幼児洗礼を受け、自分の人生をキリスト教とともに歩んできた人たちです。神の存在を信じて、全て起きる幸福、不幸も神のお心のままと、受け止めることのできる人たちでした。ある意味、心の迷い苦しみをすべて神様に委ねて、解決してもらうようにも見えました。自分は神とともにあるという感覚なのだと思いました。そう思えたらすごいなとうらやましく思いますが、同時にとても自分にはできないなとも思いました。

キリスト教は今でも、進化論を否定しています。世の中すべては神様がお創りになったものというのがキリスト教の前提です。そうすると人間の個々の努力より神に祈ることのほうが大事に扱われるように思えます。皮肉な見方ですが、ご家族の追憶の言葉にも、自分たちは弱くて能力のない人間ですから、そうぞ私たちを神様お守りください、の言葉がありました。宗教は弱者、悩める人を救うためのもので、神の祈ることで多くの人々を助け、救ってきたことは間違いありませんが、じゃあ自律して自分で生きる精神は必要ないのと思ってしまいました。それをした上での祈りなのかもしれませんが、何かすっきりしませんでした。牧師様が、信じるものは救われると、何度も言っていましたから、信じない私は救われないのだなと、神に対してひねくれた自分がそこにいました。

それでは、チュース!!

510.「ポツンと一軒家」が高視聴率なわけ

日曜日のゴールデンは毎回鳴り物入りのNHK大河ドラマか、イモトアヤコと出川哲朗のガチな飛込みキャラの光る「世界の果てイッテQ」が定番でした。私はあまり番宣が濃すぎる大河はあまり見ないので、だいたいイッテQを見ていましたが、このところ所さんと林井先生がMCの「ポツンと一軒家」にはまってしまい毎週見てしまっています。元々は見ていた番組長いCMでチャンネルを換えたことがきっかけでした。今日までこの番組は低予算専門のテレビ東京だと思っていたのですが、なんとテレビ朝日でした。現在番組視聴率は、韋駄天はNHKの大宣伝の効果なく、8%程度、でもコアなファンは軽くではなくしっかり見ています。トップ2は、ポツンと、とイッテQが16~18%で争っています。イッテQは、番組企画のやらせ発覚の影響と、看板のイモトと出川の出演があるかないかで視聴率が変わるそうです。

では、なぜポツンとが、予想外に人気があるのか?、ネットでもいろいろコメントありますが、私は、すべてネタが仕込まれた番組、今のデジタル万能な時代に、単純にグーグルアースで見つけた山の中にポツンとある1軒屋を探して、何の事前準備もせずに、近所の人に情報聞いて、その家までたどりつく、すると住んでいる人は高齢ですが、間違いなくいい人ばかりで、話をしてくれる、そこに住むんでいる人は、都会からの移住者ではなく、代々そこで生まれ育った人です。別荘地に住んでいるわけではないので、そこに生活の糧の森、畑、田んぼがあり暮らしがあります。そこに住む理由も明確です。不便ではという質問に、昔からですからと淡々と明るく、素朴に親切に答えます。ストーリーが見えないのがいいのです。口コミ情報を頼りに、今なら簡単にスマホでできるネット検索をあえてしないところが人間ぽくていいのです。アナログ感です。MCの所さんは、このところ、ダーツの旅、ところさんたいへんですよ、などの番組も人気で、彼の準備しない、頑張らないゆるキャラが多くの日本人に受けているのです。林先生のうんちくも嫌らしくなく話に深みを増してくれます。二人の居住者への共感の発言、姿勢は心温まります。ただそれだけで、そこから何か学ぼうとか、知恵の宝庫とか、生きざまに共鳴とかはまったくなく感想コメントだけです。押しつけがましくありません。一方で裏話によると、見つけた一軒家は、9割が廃墟か無人でせっかく訪ねても、徒労に終わることが多いようです。見てるところだけだと、簡単で予算が少なくてすむ企画に映りますが、やはりヒット番組の裏はたいへんです。

どうしてこの番組のことを上げたかと言うと、世の中ITが進むと、アマゾンがすべての販売・流通を支配してしまう、AIで窓口業務はすべてなくなる、医者は不要になりコンピュータが問診して、データから診断する、教育はすべてE-ラーニングになり教師が不要になる、などなど、人間がからむ仕事はどんどんなくなっていくと言うのが、今の社会予想、評論家、未来学者の予想です。しかし私はそうは思いません、人間は最後まで人間とのやりとり、人間のハートの部分は求めるものだと思います。これはジャパンネットの高田元社長が、TVショッピングはけっしてなくならない。TV、生で、人間の心のこもったメッセージはいつまでも必要になると言っていました。逆にいうと機械、コンピュータでもできる単純事務作業がなくなっていくのは事実でしょう。まあ人に深く関わる仕事はなくならないということでしょう。私の仕事も残りそうで、少し安心です。

それでは、チュース!!