カテゴリー別アーカイブ: あいさつ

568.あいさつは、組織・集団の相互信頼関係を作るベースである

組織風土活性化や、いきいき職場がテーマのワークショップをしていると、コミュニケーション良化の第一歩、職場で一番大切なものは、職場のメンバー同士の朝夕のあいさつ、顔を合わせた時のあいさつであるという結論にだいたいなります。最近は、朝来てもスーッと入ってきてすぐにパソコンに向かって一言も発せず、すべてメールでやりとりしたり、定時になって仕事が終了すると、お疲れさま、お先にの一言も言わずに、去っていく社員が増えているそうです。当然ですが若者が圧倒的に多いです。業界ですと、IT、設計、技術の理系の職場、個人の歩合で収入が決まる、金融、証券、物品販売の会社が多いです。人を相手にする、教育、医療、福祉、サービスは比較的少ない感じです。私の家の近くの小学校でも、あいさつ運動が毎年ありポスターや標語が最寄駅に良く張ってあります。

あいさつをしよう、それは職場、組織の基本ということはよくわかります。あいさつをすれば、朝から気持ちがいい、帰り際に交し合えば、気持ちよく家路に着ける、というのはそのとおりです。しかし、そもそも、なぜあいさつをしないといけないのか、その議論はあまりしませんし、その理由もはっきり聞いたことはない気がします。以前ワークショップでそのことを議論したことがあります。あいさつを双方がした場合としない場合で何が違うのか、自分がしても相手がしない場合という経験もあるでしょう。そんな時はむっとします。それは相手から無視されたからです。相手が自分の存在を認めなかった、自分の存在承認をしなかったからです。私たちの多くは、組織で仕事、生活します。チームとして協力して目的、目標に向かっていきます。そしてその時は相互信頼は必須となります。個々では戦えないからチームとして敵に対して作戦を立てて実行していかなくてはならないからです。仕事でない同好会でも、相互信頼はベースでそれがないと、チーム活動はできません。

動物でも群れを作って生活しているたとえば、猿や鹿などは、何かしらの上下関係を含んだあいさつがチームにあるでしょう。しかし孤高で生きチーム活動しないオオカミや猛禽類はあいさつは不要なのかもしれません。自分一人で生きていけるからです。となると、人間でも自分の単独のスキル、能力、技術で生きられる、職人さんの世界、スーパー外科医、ITエンジニア、技術設計者、建築家などは、あいさつは不要なのかもしれません。あいさつなどしなくても、その技術、能力が卓越していれば、みんなそれに寄ってきて仕事の依頼をしてくれます。私の経験でも、そういう人たちはあまり人に、私にあいさつなどしなかったような気がします。それで良いのだと思います。しかし集団生活の中で生きる多くの人には相互信頼は必須です。江戸時代以来いまでもある、村で、ある人、家族を火事と葬式以外は徹底的に無視、シカとする村八分の集団行為は最も厳しい掟です。私的制裁です。相互信頼不要な、ポツンと一軒家の人は別です。もっともそういう人は村の集団生活、掟がいやで出ていったのかもしれません。

きょうの結論、あいさつは、集団で活動、生活していく時の必須である相互信頼の基本である、相手の存在を認める初歩的な行動だから、相互に、上下関係なく相互にしないといけないということであります。

それでは、チュース!!

 

488.今年の目標、テーマは現状維持です

皆さま、新年あけましておめでとうございます。60才で始めたブログも、4回目の新年をむかえ何か、勇ましい、夢のある目標をと考えたのですが、どうも私には無理があり現状維持ができたらそれで十分と思いました。多くの年配の経営者の方は、私より年長でも常に自分を成長させ、生涯現役、生涯勉強と言われますが、シニアが権限を持ち続けるのは若手成長を阻害し、老害の側面が強くなるので、シニアになったら早めにリタイヤして後進に道を譲って欲しいと思っています。譲った若手は絶対になんとかします。そこは期待できます。

そういうわけで、シニアになったら毎年現状維持できれば十分です。製品サイクルで言えば衰退期に入るわけですから現状維持できたらOKです。しかしながら現状維持はかなり難しいことです。経済的にはサラリーマンならば定年延長すれば仕事内容も年収も大幅減少しますが老齢年金までには時間があります。私は自営業なので浮き沈みはありますが、今は良い仕事をたくさん頂き感謝しています。健康面でもあちこち痛いところがあるのが普通になってきますし、気力、体力、頭の回転、記憶力も落ちます。親の介護も必然です。友人関係も変わってきますし、知人が増えても友人が増えることはありません。昔経てた家もあちこちいたんできてリフォームが必要になってきます。日本の高速道路、橋、トンネルと同じで新設より維持管理、メンテが大事な仕事です。ですから、シニアは現状維持できれば十分なのだと思います。

ただ加えて大切なのは、やりたいことやりたくないこと、好きなこと嫌いなこと、会いたい人会いたくない人、好きな食べ物嫌いな食べ物、行きたいところ行きたくないところなどを、はっきりさせてエネルギーをポジティブなところに集中していくことで、私はそうするつもりです。頑固とか、つきあい悪いとかで嫌われるかもしれませんが、もうそれでいいと思います。シニアに限らず若い人もそういう癖はできるだけ早くつけて好き嫌いをはっきりさせることは大事です。嫌なことを我慢してやっていると、便利な人、使いやすい人、文句を言わない人で、いいように使われて最後になって後悔することになってしまうかもしれません。

少し、最初のテーマ、今年は現状維持から少しはずれますが、できるだけ争いごと、トラブルは避けて、穏やかな静かな1年になればと思っています。トラブル、争いごとは若い時に十分経験体験しましたので、シニアからは穏やかに現状維持と思っています。今年もよろしくお願いします。

それでは、チュース!!

421.戦略構想財団の理事になりました

この4月から、一般財団法人「戦略構想財団」 http://strategy.or.jp/SDF2/pg156.html の理事に、旧知のその財団の理事長の推薦を受けてなりました。

その財団の設立目的は「未来認識・戦略構想・戦略経営品質の向上に関わる学術の理論及び応用を教授研究し、その奥義を極め高度の専門性が求められる高度専門職業人を担う為の、深い学識及び卓越した能力を培い、社会文化の進展に寄与する事業を推進することを目的とする。又、未来認識に基づいた戦略構想の重要性を広く社会に普及させること」です。かなり高邁な理想で少し難しい内容です。最後の「未来認識に基づいた戦略構想の重要性」は私がいつも考えていることでして、戦略は煎じつめれば先を見る目と人を見る目ですから、ここの部分は共感できます。メンバーは大学の先生を中心としたアカデミックな方たちが多く、企業相手のコンサル、研修講師の私のキャリアとは異なるのですが、これも異業種交流と考えれば、そこでのぶつかりから新しい自由なアイデアが生まれるかもとポジティブに考えています。

企業がクライアントの場合、どんな研修でも目的は最終的にはその企業が儲かるためのサポートですが財団では経済合理性、金儲けは一義的にはきません。もちろん財団を維持するための収益は必要ですが、財団維持のための経費という考えです。ですからこの財団も目的は「社会的共通資本」たとえば、エネルギー、教育、医療etc.など、世の中の人様のためになることをサポートしていくことです。かなり崇高で社会貢献、慈善事業の範疇です。儲けるための企業戦略しか考えて来なかった私ですから、すこし戸惑いもありますが、

お声掛けのご縁は大切にしたいと思いますし、思いがけず新たな発見、創造もあるかもしれず、チャレンジしてみます。知的な形而上的議論とは縁遠かったので、そういうことに少し興味もありあますし、形而上を形而下に落とし込むプロセスは得意なのでその部分では貢献できるかもしれません。シニアになってきましたので、残りの人生、金儲け以外に社会貢献もしてみようという殊勝な気分になって少しやってみます。

それでは、チュース!!

382.今年、あなたの捨てるものは何ですか?

新年あけましておめでとうございます。年頭にあたって、いろいろ目標を作る人、夢を描く人は多いです。年の初めの年中行事です。しかしだいたいが想い先行で三日坊主に終わります。まあできなくてもこれも恒例ですからと納得する人も多いでしょう。しかし目標や夢は実現するためにあると思う私は、その方法を考えます。

アメリカの自然思想家のヘンリー・D・ソローは「自分の夢に向かって自信も持って進み、心に描いた人生を生きようとするなら、思わぬ成功をするだろう」と今から170年前に言っています。彼がボストン近郊コンコードの森に入って粗末な小屋の生活から得たひとつの言葉です。残念ながらソローは思想家、理論家で2年2ヶ月の森の生活の後、40過ぎで早死にしてしまいその言葉を実践することはありませんでした。それから100年後、アメリカ、バーモントのガーデン・山小屋で暮らした、画家で・絵本作家のターシャ・チュ―ダは、このソローの言葉を生活信条にして自分の暮らしの中で実践しました。アメリカンドリームのような派手な成功ではありませんが、自分の夢を着実に実現し92才で亡くなるまで素晴らしい庭と快適な昔風の家で毎日を楽しく幸せに送りました。自分は天国で暮らしているようだと言っていました。

ターシャの庭づくりを手伝った孫の嫁は、彼女をこう表現していました。まず意志の強さ、高齢になってもやると言ったことは時間がかかっても最後までやり抜く意志力。実行力は驚く。次に選択することを日々非常に重要に大切にしている。だから、「何をやるか、何をやらないか」「誰と会うか、誰と会わないか」「どこに行くか、どこに行かないか」をはっきり事前に決めていたそうです。人生は短く限られた時間しかないのだから、好きなこと、やりたいことをやるためには、嫌いなこと、やりたくないことは徹底して排除したそうです。確かに彼女の穏やかながら厳しい顔の表情からは、嫌なものは嫌という意志の強さが出ています。悪く言えば人の言うことを聞かないわがままで気難しい頑固ばあさんだったのでしょう。だから本当に自分の好きなこと、やりたいことができたのでしょう。それでいいのです。他人の評価に合わせて生きることが正しいとは思っていなかったのでしょう。

さて、前置きが長くなりましたが、年頭のテーマ、「あなたの捨てるものは何ですか」ですが、自分の本当にやりたいことをやるためには、余分な必要のないことを捨てなければできないのです。それは見つけてやめることが大切です。長年やってるから、つきあいがあるから、なんとなくのものが多いはずです。しかし本当にやりたいことがない人はやめなくていいです。今まで通り続けてください。不要のものを捨ててはしまったものの、その後、空いた時間が手持無沙汰になってしまいます。だらだら好きでもないことをしている人、たとえば正月のテレビ番組はおもしろくないと文句を言っている人などは、本当にやりたい、好きなことがないのかもしれません。そうすると、捨てるものの前に、心からやりたいことを見つけることが先かもしれません。

それでは、チュース!!  今年もよろしくお願いします。

278.謹賀新年 & 今年の目標は決めましたか?

新年あけましておめでとうございます。ことしも皆様にとって良年でありますようお祈り申し上げます。また「ワークしてますか」のブログのご愛読今年もよろしくお願いいたします。

さて新年にあたり決意も新たに、今年の目標、予定は立てられましたか。私は若い時は、前もって人生の大きな目標から今年のブレイクダウンを決めてけっこう細かく、精力的に計画をたててやっていました。いくつになりましても、なかなか目標がかなわないことはわかってもゆるい計画を立てることは続けたほうが良いと思います。私は去年病気をしたこともあり、最近は家内安全と健康第一が中心になってしました。それでも3つくらい今年やりたいことは決めました。まあほどほどの緩い目標ですが。

ところで私に人生哲学のようなしっかりしたものはありませんが、ヘンリー・デビッド・ソローの次の言葉は私の気持ちに近いものです。

「夢に向かって自信を持って進み、思い描いた人生を生きようと努力をするなら、思わぬ成功を手にするだろう

やはり夢を持ってそれに向かって自信を持って進まなければ、良い人生は得られないと思います。これは真実です。
しかし、人生を長くやってくると次の言葉も本当だということを実感、体感します。

「仕事に励み、事前に計画したことを遂行し、何があっても人生に失望せず、人生の目標を達成する強い意志を持ち、人に優しく、忍耐強く、いろいろなことに感動でき、ユーモアのセンスがあり、好奇心もある、こうした資質が全部備わっていても、人生に満足できなかったり、不幸せだと思ったりする人いる。しかしその反対にこうした資質を全く追求していないのに、持っていないのに素晴らしい人生を送る人もいる」

だから、人生はおもしろくて神秘的ですね。と達観すれば言えるのですが、どうも前者の人は、運が悪いと言うか、つきがない感じがします。私は、若いころに自己啓発本を読み過ぎて人生こうでなくてはいけない、立派な人間にならなくてはと勉強しすぎて、少し堅苦しく生きていたので、上の言葉が心にしみてしまいます。そこまでまじめにやらなくて良いと。でもようやく最近は、人生思い通りにはならないことをよく知り、楽になってきました。そうは言ってもいくつになっても夢を持って毎年やりたいことを少しづつ実現していくつもりです。

それでは、チュース!!

229.ゴルフ中継での「頑張ってください」と「お疲れ様」の意味

今年の全米女子プロ、3日目終了時点で、日本人のトップの野村敏京プロと著名なゴルフ解説者、戸張捷氏のインタビューでのやりとりです。日本人トップの8位でその日を終わった野村プロに戸張氏が、インタビュー最後に、きょうはスコアが悪かったといいうことを踏まえて「じゃ、野村さん、明日は頑張ってください」と言った時の彼女の返答は「もう十分に頑張ってます」でした。頑張ってないからスコアが悪かったわけではないと言いたげでした。別にへんな意味ではなく、素直な気持ちで、もうこれ以上は頑張れとないと答えたのでしょう。ちょっと気まずい空気が流れました。野村さんは、韓国とのハーフで、日本国籍ですが、たぶん日本人の中で暮らしたことはなく、ほとんどアメリカ暮らしですから、「頑張ってください」の意味がよくわからなかったのだと思います。日本人ならわかりますが、この言葉に深い意味はありません。おしまいの挨拶か、ファイト!くらいの軽い掛け声です。けっして、きょう頑張っていなかったから、明日は頑張ってください、などとは言ったつもりは戸張氏にはありません。明日も、と言えば良かったのかもしれませんが、日本人はその言葉にそんなに注意はしないでしょう。英語で言えば、「ベストを尽くしてね」「楽しんで」くらいのものだと思います。けっして批難しているわけではないのです。なかなかよく考えると、日本語の言いまわしは難しいです。

もうひとつゴルフ中継で気になってしまうのは、インタビューのはじめに、インタビュアーが選手に「お疲れ様です」と必ず聞き、選手は「お疲れ様です」もしくは「ありがとうございます」と答えることです。野球やサッカー、相撲のヒーローインタビューは、選手紹介をして「素晴らしいピッチングでした」「素晴らしいバッティングでした」「すごいシュートでしたね」「鋭い立ち合いでしたね」とすぐに入るのですが、なぜゴルフは「お疲れ様」なのか、アスリートのプロ選手に「お疲れ様」は失礼なのではと思ったりしています。言われた選手もなんか返さないといけないので、インタビュアーにそのまま「お疲れ様」と返すか、「ありがとうございます」と言ってしまいます。これは、ゴルフ界のルール、挨拶の仕方で意味はないと思えば良いのですが、違和感を感じているのは私だけでしょうか。選手にいきなり、「きょうは素晴らしいスコアでしたね」と言ってはいけないのでしょうか。「お疲れ様」を言い合うことが、ゴルフ中継のインタビューのプロトコルだと言ってしまえば、確かにどこの放送局でも「お疲れ様」からインタビューはスタートしますから、インタビューマニュアルに書いてあるのかもしれません。

きょうは、トリビアの泉っぽくてすみません。

それでは、チュース

188.シニアはインプットよりアウトプットに注力しよう

シニアの集まりに出ていると、諸先輩は本当に良くいまだに勉強されていて、よく「生涯勉強ですよと」言われます。中には70近くになって、大学や大学院に通われている方もおられます。すごいなあ、と思う反面、私は個人的にはインプットはほどほでいいなとも思っています。それより、今まで蓄積した、知識、知恵、経験、体験、情報を自分なりに編集、組み合わせ、創造して、何かを発信できるほうに、その方に注力したいなと思っています。これは人間の本能の排泄欲かもしれません。蓄積したものは外に出した方が気持ちがよくなります。溜めるばかりでは、ストレスになります。お金も貯めることも大切ですが、何に使うかはそれ以上に重要と思っています。

私が好きなアメリカの絵本作家、ターシャ・チュ―ダ、彼女は素晴らしいガーデナーでもありますが、年取ってから、手伝いに来てくれた若い園芸家が、農学校で豊富な知識、スキルを学んだことを知り、私も勉強したいと思いましたが、勉強しても、それを使う時間がない。だったら今の自分の知識、経験でやっていこう。それは私の感覚に近いです。私は、勉強そのものがそれほど好きでなく、何かに役立てるため、するため、作るためにしか勉強をする気になりません。勉強のための勉強はできないです。自分は実務的な、結果が見えることが大好きな人間だと思います。英語の勉強も良くしましたが、世界の人たちとコミュニケーションしたいというのが目的で、英語自身のグラマーや英文学には興味はありません。

ですから、これ以上漠然とした知識を集めることに時間をかけるより、自分の持っているものをすべて棚おろしして、自分の頭でそれらを駆使して、考えていることをまとめたり、それを表現したりして行動したいと思っています。それで、ちょうど1年前のこの日よりブログを書き始めました。今年の夏前には戦略の関する自分の経験、体験をまとめた本を出そうと思います。それも実際に読んだ人が実際に使える本にしようと思っています。研修やセミナーでもコンテンツを型どおり流すのではなく、自分の事例、考えをできるだけたくさんいれるようにしています。

また何か海外がらみで新しいビジネスを始めたいと思ってそのネタを探しています。そのための勉強、情報はいろいろと集めています。メールやネットもいいですが、海外にいる友人たちに直接あっていろいろ話を聞いてみることを今年はしてみます。人間が生の一番いい情報持っていますし、直接あって対話を重ねていると思わぬ方向に話が進み、新しい繋がりができたり、新しいことが始まることもたくさん経験しています。面倒くさがって自分で行動しないのが一番だめです。

とにかく、これからも自分からの発信、アウトプットが何ができるか考え、行動していきます。そうしないと相手からの反応ももらえないです。みなさん自分でどんなアウトプットできるか考えて、実践していってください。

それでは、チュース