589.楽しく生きる人に、人は集まってくる

リーダシップ研修をしていて、リーダーとは、自然とこの人と一緒に目標に向かいたい、あの山を登りたいという、気持ちにさせる人で、そのためには、リーダーがその目標に行きたい、この仕事をやりたいという、熱烈な意思を持っていること、とレクチャーしています。確かにその通りですが、長いこと仕事をしていると思います、良いリーダーは、自分の人生を心から楽しんでいます。仕事だけでなく、自分の趣味も、家族も、友人関係も、社会貢献も自分に合った形で、時間を使います。自分のお金も使います。もちろんビジネスマンですから、仕事はできて成果を出せなくては話になりませんが、ひとつ抜けた経営者は、仕事だけでなく、あらゆる方面に興味を持って、活動して、新しいことを楽しんでします。修行ではなくです。そういう人は、近づくとプラスのオーラを発散しているので、みんなも楽しい気持ちになります。お金の使い方もうまいです。稼いだ金は社会還元しています。逆に、マイナス・負のオーラを出しまくって、権限はあるのに嫌われている人もけっこういます。たいてい、人の悪口、批判ばかりで、自分は不幸と言っています。全部他責です。お金はあるのにせこい、ケチなひとが多いです。そばにいて楽しくないのです。

ある競馬好きの人から聞いた話ですが、20~30前まで、日本の競馬馬は国際的に見ると強くなかったそうです。ある有名な調教師が本場、英国に留学したときに、そこのプロから、馬の調教を学ぶ前に、人生を楽しく生きろと言われたそうです。つらい人生を送っていると、馬にも厳しいだけで、つらくあたるから、馬も委縮して本来のポテンシャルが出せないという理論です。その調教師は日本に返って、自分をまず楽しくしてから、馬に接っしたところ、本来の力を出し切る馬が増えて、日本の競馬馬は強くなったそうです。ちょっと盛ってあるかもしれませんが、いい話です。別に馬ではなくて、若い日本人の潜在能力を十分に発揮させようと思ったら、まずその上司が、ハッピーに生きていなくてはなりません。日本の厳しいタテ社会では、夢物語に見えますが、そこに真実があるように思います。まず自分から、楽しく生きることです。私は実践しているつもりです。でも欧州の時は、それでいいと言われたのに、日本では、そねみ、やっかみが、残っていますから、あいつ楽してるという批判は覚悟しないといけません。

それでは、チュース!!

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