584.あなたの会社の忘年会に、若者は出席してくれますか?

いまは忘年会まっ盛り、たいていの会社、職場では全員参加が基本で、今でも行われています。一昔前なら、社員ならそれに出るのは当たり前でなんの疑問もなかったのですが、どうも最近は様子が変わってきました。私は研修、ワークショップの時に、懇親会、忘年会の出席率はどのくらいですかと聞くことにしています。それで、その職場の大体の雰囲気がわかります。8割以上ならまず問題なし、6~7割はまあ普通です。しかし、5割を切って、3割になると職場が相当荒れているとみたほうがいいです。そもそもそんな会はやりませんというところもあります。それはどうも会をやって、もめ事は起こしたくない様子でした。

昔でしたら、会社の忘年会は大事な仕事でした。仲間意識の共有であり、お互いにざっくばらんに話すことは大事だという共通の認識もありました。若い社員には、幹事が回ってきますし、2次会の選定もしておかなくてはなりません。しかし最近の平成生まれの社員には、懇親会、忘年会拒否の人が男女問わず増えています。忘年会は仕事ですか、プライベートですか?という質問が必ず出て、仕事なら会社が会費を払って、残業代をつけろ、プライベートなら行きたくないということです。昔なら終身雇用が前提でしたから、懇親会、忘年会も大事な仕事で、そこで上司、先輩に名前を覚えてもらい、いい奴だと思われることが、いい評価につながり、出世にも影響していました。また忘年会の段取り、進行をうまくやることは仕事にも役立つと言われましが、それは今の若者にはヒットしません。そしていまは、一流会社でも平気でリストラを行い、会社、上司への信用、信頼は一部エリート社員を除いては揺らいできています。会社は当面の生活のためであり、自分を成長させるためと割り切っています。だから、忘年会には出たがらないのです。

日本の会社の忘年会は、会社の序列がそのままついてきます。無礼講などあるはずはなく、宴席での上座、下座があり、敬語は当然で、上司にヨイショもしないといけないし、お酒もつがなくてはなりません。そんなところに、平成生まれの若者は、義理でなければいきたがりません。そういう私も、昔、嫌な上司の酒の勢いも加わった、叱責、乱暴狼藉に近いふるまいはほんとに嫌でした。2次会を用意してなかった後輩の幹事が、店を出たとたんに酒の勢いで上司に平手打ちにされた現場も見ました。さすがに、今はそこまでのパワハラはありませんが、できれば会社関係を飲み会にまで持ち込みたくない気持ちはわかります。

ある会社の、忘年会絶対に出たくないという女子社員が言うには、手取り17万円で、家賃払っての東京生活はカツカツなのに、部長、課長、男子社員、女子社員同額の会費で、上司や先輩にお酌して、お世辞言って、気を使って我慢するなんて、仕事しているほうがよっぽど楽と言っていました。

日本の社会、会社は、お酒の席の出来事、酔っ払いには甘いです。確かに職場の活性化、コミュニケーション、お互いを知る場は重要ですが、それは懇親会、忘年会でなくても良いと思います。もし忘年会をやるにしても、できるだけ立食でフラットに、気軽に若い人が話せる雰囲気を上司が作り、できれば会費も上司は多めに払うくらいの度量も欲しいところです。給料が違うのですから。もし仕事上の目的で行うならば、全部会社経費にすれば良いのです。そういうと、中高年は昔は俺たちは文句も言わずにえらい人に従ったのに不公平だと言うのですが、今はどこの会社も同じです。世の中変わったのです。しかし、最近できた、若いベンチャー系の会社は、古い老舗の会社とは違い、忘年会、懇親会はフラットで、経費は会社持ちで、かなり自由でした。でも社長は30代で、Tシャツ、デニムです。たぶんZOZOの前澤さんのところもそんな感じなんだと思います。世の中そういうところに、これからは若くて、優秀な人が集まっていくような気がします。古い会社は忘年会改革も必要です。

それでは、チュース!!

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中