437.朋あり遠方より来る、また楽しからずや

これは論語の古い言葉で、心の友と呼べるような親友が遠くから訪ねてきてくれるのは、たいへん楽しいもので人生を豊かにします、という意味です。今回これを実感しました。

今回のヨーロッパ訪問の一番の目的は、昔の仲間たちとの再会でした。時々欧州を訪問して昔の友達たちと再会してたくさん話して、笑って、飲んで、食べて楽しんでいました。今回もそうしようと思っていましたが、欧州にいる友人が、いっそのことみんなに声かけてみましょう、みんなもお互いに会いたがっていますよ、というわけで同じビジネスを各国でした仲間たちに声をかけると、13人から行くよとの返事があり、とても驚き感激しました。

この時期は欧州バカンスの最盛期で結局、私を入れて9人になりましたがそれでも6ヶ国から自費の航空券とホテル代負担ですから、彼らの気持ちがうれしかったです。そのビジネスは私がサラリーマン時代、1993年~2003年までジュッセルドルフ、ロンドン時代にプレプレスという印刷機にかける版を作る機器、材料を全欧州で扱う仕事でした。アナログからデジタルへの変換時で大きなビジネスでした。楽しい思い出より、つらい、悲しいことが多く、今回来る代理店の責任者からは、私を訴える、機械の出荷が遅れてユーザーに代替機を出したからその金を払え、発売の遅れの保証をしろとか、いろいろなトラブル続きでした。でも私も真剣に逃げずに誠意を尽くしたので、その会社を離れて13年に経ちますが、今だに彼らと人と人の関係でつながっていて再会できるのは私の大切な財産です。そんな彼らと今度は合同での再会です。盛り上がりました。もうリタイヤして悠々自適な人、まだ現役バリバリで頑張っている人半々くらいです。

私がいた英国の会社をMBOした社長と役員は新しい印刷分野に挑戦、厳しい、儲からないと言いながら、それぞれ好きな最高級フェラーリとポルシェを新車で買って楽しんでいます。76才の最高年令の彼はまだ会長職で世界をエネルギッシュ飛び回っています。スペイン人で最若手は、会社を親から引き継ぎ、ボリュームが10年前と比較して半分になったと嘆いていますが、まだスペイン全体に9の拠点を持ってケセラケセラの心境で底抜けに明るいです。まだ50才過ぎの有能な彼は、新しい会社に転職、獲物を見つける鋭い眼光でした。会には来られなくて翌週会った彼は、50才で会社からリストラされた彼は、自分でCRM(顧客関係性マネジメント)で起業して良いクライアントを持って楽しく充実した生活をしていました。引退した人たちは、自分の趣味である、ウオーキング、ガーデニング、家族との旅行、ゴルフなどで忙しく動き回り、ボランティアもしている人もいます。じっとしている人はいませんでした。大きな病み上がりの二人は少し老けた感じでいたが、今はリカバリー、人生諦めることなく自分の好きで、できることを見つけて余生を楽しんでいます。

彼らに共通しているのは、よく話し、よく食べ、良く飲み、良く笑い、良く仕事をし、良く遊んでいることです。自分の人生にポジティブで楽天的です。ディナー前後のバーを入れると8時間くらいのロングランですが、切れ間なく、全員トップスピードの英語で爆走、話しますからさすがに最後は英語に少し疲れてしまいました。話題はプライベート、仕事から、各国の年金事情、英国のEU離脱の是非などさまざまです。しかしあっと言う間の時間でした。彼らから「お前は日本人としては同じ目線の珍しい味方だった、だから今日来たんだよ」「お前は忘れられない男だった」「体を張ったサポート、本当にありがとう」の熱い言葉をもらうと、彼らと仕事を一緒にして良かったなとつくづく思いました。最後は、みんなから、この会またやろうねという話もでましたが、それはなかなか難しいことです。しかしこのつながりは大事にしていくつもりです。ビジネスで大事なことは、技術、スキル、金、情報といろいろありますが、どうやって人とつながっていくのかでもあると実感しました。

それでは、チュース!!

 

 

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