259.ボスの行動特性、とんでもない上司とのつきあい方 その2

物事が自分の思うようにならなかったり、形勢が悪くなって負けそうになると、突然部下を批判、攻撃し始めるボスがいます。私も次のような経験をしました。

海外支店にいる時、本社のある役員から私の支店の能力が低いという強烈なクレームがあることを上司に報告しました。私はその役員の言っていることが全部間違っているわけでもなく念のための報告でした。その上司は激怒して、事実をもとに自分たちの支店は悪くない、悪いのは外部だとののしる過激なレポートを私に書くように命令しました。私が躊躇して、言い過ぎですとの意見にも聞く耳もたずに、さらに私にエスカレートしたレポートを書かせて、本社トップを含む世界中の関係者に上司名で発信しました。驚いたことはこの後起りました。それまで完全強気だった上司でしたが、世界各部門からの上司への反応は、無視か、大人気ない、言い過ぎ、自分は全く悪くないのかという批判が巻き上がりました。するとその上司は私に向って、「お前が俺に誤った情報を教えて俺に書かせた。そして俺に恥じを書かせた」とののしりました。だからやるんじゃなかったと私は思いましたが後のまつりです。このようなう強烈な保身が強い上司にはどうしたらよいでしょうか

教訓:上司がけしかけておいて、結果が悪いと部下の責任にする場合の対応

1.上善は、私は組織の中では、上司に逆らって言いことは全くないと思っています。自分が正しくてもです。それは宮仕えの心得です。たいへんですが、上司の主張のとおりに、私が誤った情報を流してしまい、間違った行動を取った結果、上司に恥をかかせたとして、わびを入れるのです。そのあとで事後対応を考えフォローします。上司の最大の不満は、自分の面子をつぶされたことですから、部下が謝ればその点はいくぶん補償され、怒りは収まっていきます。このような上司はけっして謝りませんが、内心は自分がやりすぎた指示を出したことはわかっています。ただそれを認めたくないだけです。

2.次善は、上司が怒っても、距離を置いて周囲からの反応を事実としてだけみて対応することです。上司の怒りにはふれません。離れます。ただ冷静に事後対応を進めていきます。

3.最悪の対応、個人的にすっきりし、その場では上司に勝ったと思うかもしれませんが、やってはいけないことです。それは上司の言った事実を列挙し、それに基づいて自分が行動したことを論理的に証明してしまうこと。上司の怒りの火に油を注ぐだけです。会社の中で上司の反感を買っても何も良いことはありません。あとで復讐されます。3.は私がサラリーマン時代に良く犯した失敗です。深い反省の意味から最悪としました。

何か、弱気なコメントと思う方もいるかもしれませんが、サラリーマンの組織は不条理、理不尽です。そのことも知ってください。自分を評価するのは上司ですが、これは選べないのです。その人との摩擦、軋轢、対立は避けないといけません。どうしてもできないなら、上司と距離をおくべきです。そのうちに上司が変わるか、自分が異動します。また新しい風が吹いてきます。それまで待ちましょう。

それでは、チュース

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